たくましくて優しい母親が登場する家族マンガ作品10選51 Pt.

家族の中心人物でもある母親の姿、また個性や立ち振る舞いが作品を盛り立てる面白い作品から家族愛をまじか感じれる作品10点をピックアップ。

たくましくて優しい母親が登場する家族マンガ作品10選

出典:Amazon.co.jp

概要

家族がテーマなる漫画では必ずいるのが「名物母ちゃん」。作品によって母親像も様々に変化する。たくましくしく家族を引っ張っていく姿や、愛くるしいわが子を愛の力で包み込む母親の姿描かれている作品など10作品をピックアップ。

『ぽっかぽか』

家族愛をテーマにしたコミック。恋人同士という関係から結婚をし小さい命「あすか」を授かり高級住宅地に「田所家」が引っ越してくる。サラリーマンで仕事一筋の「田所慶彦」と天真爛漫でお歌が大好きの新米ママ「田所麻美」支えあいながらも敬愛しあういい夫婦だが、時に妻の突拍子のない言動が騒動を起こす。幼稚園児である「あすか」は新しい幼稚園へ入園するが誰にも優しく微笑むように接する「麻美」の姿を見て、影では幼稚園のママ友に「変な人が来たわね」と陰口を叩かれる事すら眼中にない。社会の汚れを知らず育ってきた「麻美」にとって、その部分が慶彦にとっては心配の種。慶彦の職場でも同僚の「中村」に嫌味を言われる始末。ある日疲れた格好で会社から帰宅した姿を見て麻美は「そんな疲れた慶彦を見るのは嫌、会社行きたくなければ休めばいい」と涙流し訴えるが「あすかとこの家はどうなるんだよ!」と「麻美」は「慶彦」を本気で怒らせてしまう。

『あたしンち』

どこにでもいる家族の姿を描いた作品『あたしンち』。寡黙で余計なことは話さない「父」には家族のムードメイカーである「母」の姿は欠かせない。いつも明るく子供たちのよき理解者であり、子供からすれば「母」は強い存在。「タチバナ家」を支える「母」の姿は勇ましい。しかし、家事以外でも物事が大雑把なのがたまにキズだが「母」の明るいオーラは「タチバナ家」を照らす。「タチバナ家」では子供は二人、長女は高校生の「みかん」実はこの作品の主人公。その下には中学生の「ユズヒコ」多感な時期の子供を育てていく。『あたしンち』この作品ではどのキャラクターよりも存在感が大きい「母」、存在感も大きいなら顔も大きい。大きい顔にたらこ唇と腰に巻いているエプロンが小さく見える、おしゃれには気を遣うお茶目さもかわいい。家族の中心であるタチバナ夫妻、喧嘩をする時もあるが「母」のマシンガントークには「父」も敵わない。何事があっても矢面に立ち家族を守る強い母親の姿が印象的。

『団地ともお』

枝島団地という架空のマンモス団地が舞台となっている『団地ともお』。団地という狭いスペースでありながらその団地に住む大人たちとの交流を描く。木下家では二人の子供の母親である「木下哲子」風貌は激太りしているがその理由は「木下ともお」が生んだ時から肥えてしまう。今では運動を欠かせず毎朝ジョギングをする。若い時はプロレスラーだったという変わった経歴の持ち主、「ともお」の父親「木下鉄雄」は単身赴任で一年のうち半分以上を過程では暮らさない。たまにしか出てこないがその代わり「ともお」には沢山の住人との交流がある。『団地ともお』では「木下家の日常」を自然に描かれている。母親「哲子」はともおにとって怖い存在、「哲子」も叱るときはしっかり叱る。お尻をはたいたりと真剣になる理由はただ一つ、「枝島団地」では壁が薄い為話し声も証拠ない噂になる。父親と触れる事が少ない「ともお」にとってしつけは母親の務めと思いつつ、ついつい厳しくなるが優しい顔を見せる事もある。

『匠三代 深川大家族』

下町風情が香る街「深川」この町に三代続く「小野寺工務店」。匠三代深川大家族では前作である「匠三代」の続編作。初代「虎之助」2代目「玄」そして3代目である「拓己」と「真紀」『匠三代深川大家族』では三代目の拓己の活躍が期待される。「小野寺ウメ」は拓己から見れば祖母にあたり、初代「虎之助」の女房。「虎之助」や息子である「玄」の下で働く孫の成長する姿を最も楽しみにしている。「小野寺工務店の三代目」として頑張っている「拓己」を応援する慈しさと優しさと持ち合わせる初代の女将。また息子の「玄」に起きた突然の妻の死別を不憫に感じながらも「小野寺工務店」を長年支え、拓己の妻である真紀の母「悦子」とともに暮らしている。義理の立場でもありながらも「悦子」は事情があり独居してるときに一度脳梗塞を起こす、そのようなことがきっかけで小野寺家にお世話になる。今では「小野寺ウメ」と「悦子」は血縁はつながっていなくともいい関係を築いている。

『浦安鉄筋家族』

浜岡賢次作の抱腹絶倒のギャグマンガ『浦安鉄筋家族』。大沢木一家とその周囲の奇人キャラクターが作品を盛り立てる。「大沢木一家」の唯一常識人キャラである夫「大沢木大鉄」の妻である「大沢木順子」、普通ではないハチャメチャな「大沢木家」を束ねる裁量の持ち主だがトラブルメーカーの末っ子の主人公の「大沢木小鉄」に酷く手を焼く。「大沢木小鉄」は小学2年生やんちゃ坊主だがその小鉄の尻拭きはみんな母親である「大沢木順子」の仕事、夫の「大鉄」はタクシードライバー。暇を見つけては煙草を吸い仕事を怠る癖がついている。面倒くさがりな大鉄の尻を叩いて仕事に送り出すのも妻である「順子」の仕事、不甲斐ない「大鉄」は妻に偉そうには言えない。子供からすればいいお母さん、家事も出来るしいつも大沢木家は美しく保たれてるのが不思議なぐらいだ。大沢木家では大鉄の父である「大沢木金鉄」も同居している。いつも朗らかで笑顔が多い。「金鉄」の世話も「順子」の仕事だから忙しい。

『新クレヨンしんちゃん』

春日部市に住み普通の家庭の野原家では常識外れたスーパー幼稚園児「野原しんのすけ」こと『クレヨンしんちゃん』が今日も大暴れ。毬栗頭に太い眉を持つそんな「しんちゃん」の母親である「野原みさえ」毎度毎度迷惑をかける「しんちゃん」に振り回されながら面倒を見ている。時に小生意気な言動が多い、しかし憎めないそんな常識破りの兄には妹がいる。名前は「ひまわり」まだ赤ちゃんでまだ大人の言葉には反応する。「ひまわり」は返事をしてみたりハイハイしかできないが立派な野原家のキャラクター。一家の母である「野原みさえ」、「しんちゃん」はたまに父「野原ひろし」の口癖を真似る「おーいみさえ~」と呼ぶ姿を真似ると必ず「しんちゃん」に母「みさえ」鉄槌が下る。毎度ある事に懲りずにしぶとく母「みさえ」を困らせるシーンはお決まりのようにある。ギャグマンガという枠の中でうまく親子の交わりを描く、支部等態度の「しんちゃん」が母「みさえ」に反抗するなら容赦なく鉄拳が飛ぶ。

『ツヨシしっかりしなさい』

他人には決して言えぬ事情を抱えながらも成長する主人公「ツヨシ」の物語。美人姉妹がいると噂されながらも脚光を浴びる井川家。オシャレや恋やデートはお得意の美人姉妹と母親は、脚光を浴びながらも体裁を繕って生活している。昔は普通の家族だった井川家は父の単身赴任が決まった途端、家事を放棄する母「井川美子」の代わりにかじを末っ子「ツヨシ」に押し付けてしまう。「ツヨシ」はそのような境遇で育っても真面目に成長する。「ツヨシ」何事にめげない姿が癪に触って母「井川美子」による理不尽極まりない平手打ちをされてもなお、一生懸命に生きる。家事と勉学と部活に勤しむ。美人姉妹とは仲が悪く、「あんたは末っ子のダメ息子」と姉にレッテルは張られて一時困惑するが、それからは表ではダメ息子を演じる生活が始まる。帰宅すれば家の中では家族3人分の家事をこなすのだが「ツヨシ」の努力など誰も認めない、自分一人だけでは偽りのレッテルをはがすこともできないことで苦悩する。

『あさりちゃん』

天真爛漫な「浜野あさり」『あさりちゃん』の主人公。清く明るく元気がいい少女「浜野あさり」を中心に物語は始まる。浜野家は影が薄いが子供への思いやりがある父である「浜野イワシ」しかし、弱弱しい性格で「浜野あさり」の母である「浜野さんご」には頭が上がらない。この家の大黒柱のような格好しながらも、子供である「浜野あさり」にはいじめるように強く叱るが、母「さんご」は「タタミ」を依怙贔屓し、勉強も運動神経がいい姉である「タタミ」に「あさり」には歯向かえない。何かと「あさり」はトラブルメーカーであるが故に、毎度母親「さんご」に邪魔者扱いされる。他人に厳しく自分に甘い性格を持ち、家事一般はできるように見えても詰めが甘く、子供を留守番させて遊びに行く事が多い。「さんご」たまには母親らしい顔を見せる時があるが、「不器用で運動下手」なあさりを見るとついつい腹立たしくなるが、その裏では影が薄い父「イワシ」は「あさり」に対して不憫さを募らせる。

『ちびまる子ちゃん』

漫画家「さくらももこ」の幼少期の家族の物語。この作品も長年愛されている家族をテーマとした作品。一軒平屋建てで住むといった少し昔のスタイル、この作品は子供だけでなく、沢山の年齢層の方に愛されている。主人公「さくらまるこ」のお目付け役である母親「さくらすみれ」普段はごく優しいお母さん、でも怒れば「このおばかー」と怒号を上げる。父「ひろし」は家族を養うことで精一杯、仕事から帰れば酒をあおって眠ってしまう。たまに叱ることがあるが「まるこ」の教育を「すみれ」任せにする横着ぶりだが、その分義父「友蔵」も「まる子」を溺愛する。宿題を忘れては叱られ、喧嘩をすれば叱られる。そんな姿をまじかに見て「まる子」の姉のさくらさきこ」は妹の姿にため息をつく。叱られてるばかりではなく「まる子」もいい事をすれば褒められる事もあるが、最終的に元来持つ浅知恵と思われるずる賢さが家族によからぬ災いをもたらす事が多い為、油断がない「まる子」の動きを毎日母「すみれ」は監視する。

『毎日かあさん』

この物語はこの作品の筆者である主人公「西原理恵子」。母親として二人の子を育てていく過程をコミック化した作品。西原家の育児法はっズバリ子供の意見を第一に尊重する方法、しかし悪く言えば「放任主義」と言えるがどこのご家庭でもある家族の姿を切り取ったようで新米ママの姿をうまく描いている。二人の子供を抱えながら漫画を描く兼業主婦。子供との写真をアルバムに収めるように、この作品は子供が幼かった時から成人して親の手を離れるまで長い間描かれている。しかもノンフィクションだから作品を読んでもらった方から共感の声が今もやまない。この作品はフィクション作品では描けない家族の本当の姿を映し出している。本気で子供と対峙し、叱るシーンもあり、大きく成長しても絶え間なくトラブルもい多い。団子頭に割烹着姿が印象的、古風であり滑稽な場面あり「西原理恵子」さんは筋金入りの酒好き。子供が幼い時は子供を眠らせた後、夫婦で一日の疲れを共に労い合いながら晩酌を始める。

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