鈴木央の代表作の一つ。中世ヨーロッパ的な騎士文化が根付くブリタニア大陸を舞台に、謀反の罪で逃亡生活を送る騎士団のメンバーが、リオネス王国の第3王女エリザベスとの出会いをきっかけに再結集し、王国を救うために戦う物語。の団長、憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダスとエリザベスが、残りの仲間を捜す旅から始まり、ギルサンダーやギーラといった聖騎士との対決へと発展していく。物語が進むに連れ、魔神族や女神族など複数の種族が登場し、古代からの種族間の対立が明らかになっていく。本作は、ハイファンタジーとダークファンタジーの両面を併せ持った冒険活劇である。のメンバーは、過去に犯した罪(または冤罪)を背負っており、その罪と向き合いながら成長していく。また、人間族、妖精族、巨人族、魔神族、女神族という、主に五つの種族が存在する作品世界で、種族間の対立と協力が物語の主軸となっている。講談社「週刊少年マガジン」2012年45号から2020年17号まで連載。2015年、第39回「講談社漫画賞」少年部門を受賞。2014年から2021年まで、4期にわたりテレビアニメが放送された他、2018年から2021年にかけて劇場アニメが2作公開。2022年12月、2023年8月にはNetflixでスピンオフアニメ映画が独占配信。また、2019年6月にスマートフォン向けゲームもリリースされている。