小畑健と大場つぐみが、『DEATH NOTE』に続いてコンビで手掛けた2作目の作品で、二人の代表作の一つ。「週刊少年ジャンプ」の編集部や漫画業界を舞台に、漫画家を目指す男子中学生の真城と高木の成長と、漫画制作の現場や出版業界の仕組みを描いた物語。高木と真城は「亜城木夢叶」というペンネームでコンビを組み、編集者の服部との出会いを経て漫画業界に身を投じる。そして二人は、ライバルとなる新妻と出会い、連載獲得を目指して腕を磨いていく。また、真城と声優志望の亜豆との「亜豆がアニメ声優になったら結婚する」という約束も、物語に大きな影響を与えることとなる。本作は、漫画制作をテーマにしたメタフィクション要素を持つ少年漫画。「週刊少年ジャンプ」編集部をモデルに、少年漫画誌における編集会議やアンケート結果、そして掲載順位といった業界特有の厳しい現実、さらにネーム作成から原稿完成までの制作過程が詳細かつリアリティをもって描写されている。集英社「週刊少年ジャンプ」2008年37・38合併号から2012年21・22合併号まで連載。2009年に「このマンガがすごい!2010」オトコ編1位、2010年に第3回「マンガ大賞2010」3位を獲得。テレビアニメ第1期が2010年10月から、第2期が2011年10月から、第3期が2012年10月から放送。実写映画(劇場)が2015年10月3日に公開された。