松井優征の連載デビュー作であり、作者曰く「推理モノの皮を被った単純娯楽漫画」。現代日本を舞台に、「謎」を食料とする魔人、ネウロが、女子高校生の弥子と共にさまざまな事件を解決していく物語。魔界の謎を食い尽くし、「究極の謎」を求めて人間界を訪れたネウロは、人間界で目立たず生活するため、弥子を隠れ蓑として探偵役に仕立て上げ、それをサポートする形でさまざまな事件に挑む。ネウロは「魔界777ツ能力」と呼ばれる超自然的な道具を駆使して事件を解決し、犯人が謎を解明され敗北を認めた瞬間に、その「謎」を実際に摂取する。これにより、ある種のグルメ漫画としての要素も持つ。本作はミステリーでありながら、作者の松井優征は「あくまで単純娯楽漫画」と定義づけており、推理の過程よりもネウロが超常的な能力で事件を解決していくカタルシスが重視されている。作中には、魔界と人間界という二つの世界が存在し、もともとは魔界の住人である魔人のネウロが、人間界に適応しながら活動する姿が描かれることで、コメディ要素とシリアスな展開が絶妙に融合した構成となっている。集英社「週刊少年ジャンプ」2005年12号から2009年21号まで連載。テレビアニメが2007年10月から放送された。