謎とロマンを発掘! 考古学者が登場する漫画356 Pt.

歴史を探求する考古学者たちの活躍に刮目せよ

謎とロマンを発掘! 考古学者が登場する漫画

出典:小学館

神話や伝説を読んで人類の壮大な歴史に思いを馳せる人も多いだろう。今回は、歴史ロマンを追い求める考古学者に注目して作品をピックアップ。どの考古学者キャラクターも、一筋縄ではいかない個性派揃いだ。


考古学ロマン、人間ドラマ、ミステリー、社会情勢ほか幅広いテーマを取り扱っている作品。主人公・平賀=キートン・太一は、オックスフォード大学出身の考古学者。大学で考古学の臨時講師を務める傍ら、副業の保険組合の調査員で生計を立てている。本業である考古学者としての活動は、熱意はあるがなかなかうまくいかない。一方、かつてSASでサバイバル教官を勤めていた経歴をもつ彼にとって、時に危険が伴う調査業は天職だった。その戦闘技術と高い知識を活かし、次々と舞い込む依頼を解決していく。続編『MASTERキートン Reマスター』が刊行されている。1998年にテレビアニメ化された。

本作に登場する考古学者は、主人公である平賀=キートン・太一。キートンは、志半ばで倒れた恩師の遺志を継ぎ、「西欧文明ドナウ起源論」を立証することを、生涯の目標としている。そのために、大学で考古学の臨時講師をしているが、収入はほとんど得られない。そこで、オックスフォード大学在学中にイギリス陸軍に入隊、特殊空挺部隊(SAS)で活躍した経験を活かし、保険会社の調査員として収入を得ている。作中でのキートンは、調査員としての活躍が目立つ。しかし、彼の本業はあくまでも考古学者。古代人が使用していた武器を、現場にある限られたものから即席で再現して危機を切り抜けたこともある。調査員としての任務にも、考古学者としての深い知識が役に立つことが多い。


両面宿儺やダイダラ伝説のような、神話や昔話にまつわる謎を解き明かす考古学ミステリー。主人公・宗像伝奇(むなかた ただくす)は、日本各地を巡り、その土地に伝わる神話や伝承を調査している。調査には危険が伴うこともあるが、宗像は怯まずに真実を追い続ける。1990年より2013年までの20年以上に渡って展開された人気作品で、1話~3話完結の短編で構成。代表的なシリーズに『宗像教授伝奇考』、『神南火 忌部神奈・女の神話シリーズ』、『クビライ -世界帝国の完成-』、『宗像教授異考録』、『スサノオ最後の戦い』がある。2000年にはテレビドラマ化された。

本作に登場する考古学者は、主人公・宗像伝奇(むなかた ただくす)だ。東亜文化大学で教鞭を取る、民俗学の教授である。宗像は、日本各地に伝わる神話や伝承を調査するため、頻繁にフィールドワークに出かけている。直接現場に赴き遺跡や遺物を調査することも多く、たびたび考古学的なアプローチをしている。宗像の研究には、考古学の知識が不可欠なのだ。宗像は、日本各地の神話や民間伝承に潜む謎に切り込み、その真実を見つけ出そうとしている。誠実な宗像は、その土地に暮らす人々の信仰心を尊重する。それでも、過激な信仰心を持つ者によって調査が妨害されることは多く、命を狙われることもしばしば。宗像は、鉄心が仕込まれた愛用のステッキで、己に降りかかる危機を打ち払い、真実の探求を続けていく。


アトランティス大陸の謎を巡る歴史ロマン。主人公・入矢修造は、考古学者としてアーサー王の研究をしていたが、スキャンダルが元で学会を追放されてしまった。現在は、古物屋「入矢堂」を営んでいる。ある日、かつての恩人の娘・ユリ・エンドレが訪ねてきた。ユリは、「父はアトランティス大陸の謎に迫ったから殺された」と語る。恩人に報いるため、そしてアトランティス大陸の謎を解き明かすため、入矢は考古学の世界へ戻る。

本作に登場する考古学者は、主人公・入矢修造だ。入矢は、学会から追放され、夢を失った人間だ。そんな入矢のもとを訪れた女性・ユリ・エンドレは、かつての恩人・ヴィルヘルム・エンドレの娘。ヴィルヘルムは、アトランティス大陸の探索に乗り出したあと、何者かに殺害されていた。入谷は、ヴィルヘルムの遺志を継ぎ、考古学者としてアトランティスの謎を追う決意をする。しかし、調査を続ける入矢とユリに、謎の秘密結社「山の老人」の魔の手が忍び寄る。彼らは、「アトランティス文明の謎」を人類の禁忌とし、それを探る者を悉く殺害していた。ヴィルヘルムも、その中の1人だったのだ。入谷は様々な人の助力を受け、考古学者として巨大な敵に立ち向かっていく。幾重にも張り巡らされた謎と、壮大な歴史ロマンを味わえる名作だ。


『ノアズノーツ』

出典:集英社

天才考古学者と女子高生が繰り広げる、考古学SFストーリー。今が楽しければOK、過去の歴史なんて勉強しても意味がないと公言する女子高校生・寿未来。西暦2018年のある日、彼女は謎の金属片を拾う。それは「NOTES(ノーツ)」と呼ばれる、国家機密の「遺物」のひとつだった。金属片の製造日は「西暦2022年」。未来を訪ねてきた考古学者・ノア・ミナミ・アンバーバックは、それを「10万年前の人類の遺物」だと語り、未来を発掘調査に連れ出す。

本作に登場する考古学者は、「NOTES(ノーツ)」を研究するノア・ミナミ・アンバーバック。主人公・寿未来が街で拾った10万年前の遺物・ノーツは、横浜の地下に広がる遺跡の扉を開ける鍵だった。未来は、ノアによって、遺跡の発掘調査に連れ出され、協力することとなる。ノアの語る10万年前の古代文明に関する「仮説」を、全く信じていなかった未来だが、遺跡の扉の先を見て愕然とする。そこに広がっていたのは、廃墟となった「横浜みなとみらい」だった。ノアの仮説とは、未来が生きている「西暦2018年の現在」は、かつて人類が滅んだ西暦2022年からループし10万年経過した「2度目の2018年」だというもの。ノアの目的は、ノーツを集め、人類が滅んだ原因を突き止めること。このままでは、2度目の西暦2022年に、再び人類が滅ぶというのだ。考古学の知識を活かし「未来」を発掘する、異色の冒険ミステリーだ。


女子寮の管理人をすることになった青年と、寮に住む女性たちのドタバタラブコメディ。主人公・浦島景太郎は、幼い頃、とある女の子と約束をした。それは、東京大学に入学すること。景太郎は、離れ離れになった彼女と東大で再会するため受験に挑むが、2浪してしまう。実家を追い出された景太郎は、祖母が経営する旅館を訪ねる。しかし、旅館があるはずの場所には、「ひなた荘」という女子寮がたっていた。

本作に登場する考古学者は、ヒロイン・成瀬川なるの憧れている青年・瀬田記康だ。彼は元・東大生で、なるの家庭教師をしていた。瀬田の指導のおかげで、なるは全国模試で1位を取るほど成績が上昇。なるはそんな瀬田に片想いをしていたが、マイペースな瀬田は、彼女の気持ちに全く気づいていなかった。瀬田は考古学者の道に進み、母校・東京大学で教鞭を取る一方、研究のために世界各地を飛び回っている。主人公・浦島景太郎は、幼い頃の約束を守るため、東大に入学することそのものが目的だった。しかし、瀬田に影響を受け、考古学者を目指すようになる。ヒロインの初恋の相手という、ラブコメにおける主人公の恋敵として登場した瀬田。しかし、景太郎にとっては人生の師と呼べる人物であり、本作でも人気の高いキャラクターである。


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