中小企業から大企業まで…主人公が「社長」な漫画オススメ5選!60 Pt.

今回は、中小企業や大企業の社長が主人公として登場するオススメ漫画を5つ紹介していく。同じ社長という役職に就いていても、主人公たちが立ち向かうものは様々だ。彼らが何と向き合い、どのように苦難を乗り越えて成長していくかに注目しよう。

中小企業から大企業まで…主人公が「社長」な漫画オススメ5選!

出典:小学館


『こわしや我聞』

『こわしや我聞』

出典:小学館

解体業を営む高校生社長が建物のみならず巨悪すらも破壊する、クラッシャー・アクション漫画。主人公は、高校生の少年・工具楽我聞(くぐらがもん)。彼は江戸時代から続く解体業「工具楽屋」の若社長だ。工具楽屋は、表ではビルなど建物の解体を行い、裏では政府や企業からの依頼を受け、盗賊団や暴走した装甲車など表沙汰にできない案件の破壊を請け負う「こわしや」として活動していた。今日も工具楽屋には様々な「こわし」の仕事が飛び込んでくる。

主人公の工具楽我聞は県立高校に通う学生だが、工具楽屋の25代目の社長でもある。彼が若くして社長を務めているのは、社長であった父親が海外で失踪してしまったため。そして、我聞が父と同じある能力を有しているためだ。工具楽の一族が代々、工具楽屋の社長を務めているのは、素手による破壊の技を持つがゆえ。もちろん、我聞も工具楽家の者としてその技を叩き込まれていた。その技というのが「仙術」である。仙術とは、鍛えれば「氣」をも操ることができる究極の肉体コントロール法だ。我聞は仙術を使い、時にコンクリートのビルを破壊し、時に悪人の関節を外すことで彼らの企みを破壊する。まだまだ未熟で余計なものを壊しがちな我聞が、社長としてこれからどんなふうに成長していくのかに注目だ。


『異世界社長 魔王軍で成り上がる!』

『異世界社長 魔王軍で成り上がる!』

出典:小学館

異世界転移したボードゲーム会社社長が元の世界に戻るために魔王を目指す、異世界ファンタジー漫画。成瀬光司は、ボードゲーム会社の社長。ある日、彼はとあるボードゲームに触れたことで、異世界に転移してしまう。光司が転移した場所は魔王軍の領土であり、周囲には魔物がはびこっていた。異世界転生ものにありきたりなチートな能力など持っておらず、頼れるのは会社経営のマネジメント術と現実世界で得た経験のみ。光司は元の世界に戻るため、それらを駆使して魔王軍の最下層から成り上がっていく。

ボードゲーム会社「ケーニッヒ」は、成瀬光司と彼の高校の頃からの親友であるルカが共同で立ち上げた会社だ。元々はルカが社長を務めていたのだが、突如ルカが謎の失踪を遂げてしまい、光司が社長の座に就くことになった。光司が異世界に転移したのは、ルカが失踪してから3年経ったある日のことだった。気づくと異世界に立っていた光司は状況を理解する暇もなくゴブリンに襲われ、殺されそうになる。大怪我を負い、それでも光司が諦めなかったのは、必ず生きて会社に戻り、ルカの帰りを待つという強い気持ちがあったからだ。果たして、光司は見知らぬ世界で生き残り、元の世界に戻れるのか。ルカと再会することはできるのか。特別な能力を持たない主人公の奮闘から目が離せない作品だ。


『総合時間事業会社 代表取締役社長専属秘書 田中誠司』

『総合時間事業会社 代表取締役社長専属秘書 田中誠司』

出典:集英社

未来の社長である高校生と、彼を守るために未来からやってきた社長秘書の奮闘を描いたSF少年漫画。時岡長人(ときおかながと)は、高校3年生だが、受験にむけた勉強をするわけでもなく毎日遊んでばかり。そんな時岡の前に突如、七三分けの髪型にメガネをかけたスーツ姿の男・田中誠司が現れる。彼は将来大企業の社長になっているという時岡の秘書で、未来からやってきたのだと言う。田中がわざわざ過去にやってきた理由は1つ。未来から命を狙われている時岡を守るためだった。

時岡は勉強もできず赤点ばかりで、周囲からは第65代赤点王と呼ばれている。しかし重要なことを見抜ける先見の明を持っており、また柔軟な発想力があることから、20年後には世界を変えたと言われる大企業「総合時間事業会社」を立ち上げ、社長になっていた。ところが、会社は「ヴォールテクス社」に乗っ取られてしまい、さらにヴォールテクス社は時岡の発想自体を我がものにすべく、過去へ行き時岡を消そうと行動を始めてしまう。そこで過去の時岡を守るべくやってきたのが、未来の時岡の秘書である田中だったのだ。最初は田中の話を信じなかった時岡だったが、実際に命を狙われたことで彼の話を受け入れ、共に未来を変えるべくヴォールテクス社に立ち向かっていくことになる。


『卓球社長』

『卓球社長』

出典:小学館

卓球と温泉が大好きな熱血社長の活躍を描いた卓球ギャグ漫画。主人公の水嶋社長は、温泉卓球で人生を切り開いてきた卓球社長とも呼ばれる人物。彼は、新入社員にも敵対派閥にも身内にも、自らが歩む「卓球道」を胸に、温泉卓球を通して向き合っていく。今日も襲いかかる難題に、水嶋社長は卓球道でどのような答えを出していくのか。穏やかなようで実は熱い心を秘めている水嶋社長の言動から目が離せない。島本和彦が送る、幻の名作だ。

水嶋社長は、一見のんびりとした好々爺。しかし経営者としての実力は凄まじい。彼は温泉卓球を通じて接する人々に道を説き、立て直した会社は5つ。危機を救った友人の数は12人で、育てた子供は2人という名物社長なのだ。水嶋社長は高校生の頃に卓球を始め、その魅力に取り憑かれた。卓球はただのスポーツではなく、自分を高みへと導いてくれる大切なもの。そう悟った日から、彼は「卓球で生きよう」と決意。人生に迷ったときや重大な決断をするときは、卓球に全てを委ねるようになる。社員と接するときも、ニートの息子と接するときも、いつでも水嶋社長と共にあるのは卓球だ。卓球を通して説かれる水嶋社長の考え方は、登場人物だけでなく読者にも大切なことを教えてくれる。


『社長 島耕作』

『社長 島耕作』

出典:講談社

大手電器メーカーに勤務するサラリーマン・島耕作の日々を描いた人気漫画『課長島耕作』のシリーズ続編。主人公の島耕作は、大手電器メーカーに勤める一介のサラリーマンだった。彼は出世に全く興味がなかったが、本人の意思とは裏腹に社内の派閥争いに巻き込まれ、それを乗り越えていくうちに出世し、ついには「初芝五洋ホールディングス」の初代社長にまで上り詰めた。個性豊かな女性秘書たちに支えられながら、島耕作の社長としての新たな挑戦が始まる。

島耕作を主人公とするシリーズは、1983年の『課長島耕作』から始まった。物語の中でどんどん出世していき、ついに巨大企業の社長となった島耕作。しかし出世して巨大企業のトップに立つということは、良いことばかりではない。むしろ、30万人の従業員を預かる立場になった彼の重圧は計り知れない。さらに、就任から数年の間に、社長島耕作をリーマンショックや東日本大震災など大きな危機が何度も襲う。最も責任のある立場になった島耕作が、会社の未来を左右する重大な問題をどう解決していくのか、彼の決断に注目しよう。島耕作を通して、仕事に対する向き合い方や社長として責任を負う覚悟の必要性、決断力の重要さなどが学べる作品だ。


関連ガイド

ピックアップ

1.『愛がなんだ』『街の上で』恋愛映画の妙手・今泉力哉の制作手法とは-ヒットコンテンツの裏側に迫る

1.『愛がなんだ』『街の上で』恋愛映画の妙手・今泉力哉の制作手法とは-ヒットコンテンツの裏側に迫る

1.ヒットコンテンツの裏側に迫る - 興行収入130億円突破「劇場版名探偵コナン」を支える音楽とは【菅野祐悟】

1.ヒットコンテンツの裏側に迫る - 興行収入130億円突破「劇場版名探偵コナン」を支える音楽とは【菅野祐悟】

『ハイキュー!!』に登場するリベロ達!

『ハイキュー!!』に登場するリベロ達!

『Fate』シリーズを時系列順で振り返ってみよう!

『Fate』シリーズを時系列順で振り返ってみよう!

高身長女子と低身長男子の恋愛漫画!オススメ5選

高身長女子と低身長男子の恋愛漫画!オススメ5選

『名探偵コナン』でも話題!「公安」が題材の漫画

『名探偵コナン』でも話題!「公安」が題材の漫画

「うずまきナルト」の使用忍術一覧‼

「うずまきナルト」の使用忍術一覧‼

logo

いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!