小さなお茶会の世界は、もっぷとぷりんの夫婦を始め、色々なタイプの猫が中心となった社会として描かれている。ただし、登場するのは猫だけではない。もっぷとは相性が悪い亀の夫婦や、新聞社を営むキリギリス、ふしぎな泉の管理をしている蛇、猫(ひと)に不幸をあたえるごけけ鳥など、個性的で素敵な動物たちが数多く登場する。動物だけではなく、もっぷ達が贔屓にしているパン屋には、日が昇る前に猫の姿をした「お日様」がパンを買いに来る。人間の世界と似ているようで、とても不思議な世界をが描かれている作品だ。
動物が主人公という漫画は数多くあるが、その中でも動物たちが人間のような社会生活を営んでいる作品に、人気作品が多い。猫が主人公というファンタジー作品や、人間と動物が仲良く暮らす世界を描いた作品など、文明生活を送る動物が活躍する作品を紹介しよう。
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白毛の猫の夫婦の日常を描く、ほのぼのファンタジー漫画。詩人でちょっとずんぐりしているもっぷ。すこしおてんばな可愛い奧さんのぷりん。少年の心を持ったおだやかな旦那さんと、突然とっぴな行動を取ってしまう奧さん。ふたりの日常はとってもゆるやかで、お互いのことを優しく包みあう。読んだ人の心も暖かくなる、珠玉のメルヘンだ。
小さなお茶会の世界は、もっぷとぷりんの夫婦を始め、色々なタイプの猫が中心となった社会として描かれている。ただし、登場するのは猫だけではない。もっぷとは相性が悪い亀の夫婦や、新聞社を営むキリギリス、ふしぎな泉の管理をしている蛇、猫(ひと)に不幸をあたえるごけけ鳥など、個性的で素敵な動物たちが数多く登場する。動物だけではなく、もっぷ達が贔屓にしているパン屋には、日が昇る前に猫の姿をした「お日様」がパンを買いに来る。人間の世界と似ているようで、とても不思議な世界をが描かれている作品だ。
出典:小学館
動物と人間が共存する不思議な世界の、ほのぼのカフェ漫画。「しろくまカフェ」は、クールでとぼけた感じがイケているシロクマくんがマスターをしているお店。カフェを中心に、シロクマくんと常連のパンダくんやペンギンさんたちが繰り広げるダジャレとほっこりスローライフが繰り広げられる。2012年TVアニメ化。2014年から続編「しろくまカフェ today's special」が連載。
人間と動物が共に文明生活を送り、動物たちも人間と普通に会話できるという面白い設定の世界が本作の魅力だ。とくに面白いのが常連のパンダくんの仕事で、彼は近所の動物園のパンダ館で「展示されているパンダ」のバイトをしている。来園者のために魅力的なパンダを演じるという、とてもシュールな形で描かれている。一方、常連でいつもカフェモカを飲んでいるペンギンさんは、不動産経営者でコンビニ「KouteiMart」の店長も務めている働き者。しろくまカフェでアルバイトをしている笹子(ささこ)さんお客さんなど、人間も数多く登場するが、トラやライオンといった猛獣たちとも何の問題も無く共存している不思議な社会のお話だ。
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知性を持った猫が、文明社会を作ろうと奮闘するSFコメディ漫画。主人公の村上百合子はごく平凡な女子高生。夏休みのある日、百合子は突然別の世界に召喚されてしまう。百合子を召喚したのは言葉を話し、二本足で歩く洋服を着た猫たち。そこは人間がいなくなり、猫の惑星と化した5000年後の世界だった。猫たちは百合子にお願いがあると話し始める。
何千年か前に住んでいた人間が突然いなくなり、残された猫たちは人間の文明を忠実に引き継ごうとしていた。そこへ、宇宙飛行士だったマイヤーが5000年ぶりに帰還。ところがマイヤーは図書館に立てこもってしまい、猫たちは文明の資料に近づくことが出来なくなってしまう。困った猫たちは同じ人間に説得してもらおうと、召喚したのが百合子だった。マイヤーが猫ぎらいだった原因はアレルギーだったので、漢方薬で対処した百合子だったが、それ以来ことあるごとに猫の世界に召喚されるように。人間に近づこうと努力する猫たちだが、猫じゃらしに反応したり、こたつに惹かれたりと、元の性格が出てしまうところが愛らしい。
出典:集英社
動物村で人間と同じように暮らしている動物たちが大暴れするギャグ漫画。一癖も二癖もある個性的なキャラクターが、関西の漫才を思わせるボケとツッコミの激しいギャグを繰り広げる。登場する動物たちのちょっと変わった生態などの豆知識も満載。1988年OVA化。続編「ナマケモノがまた見てた」。
さまざまな動物が人間と同じよう暮らしている世界を描いているが、単なる擬人化ではなくて、それぞれの動物の特長や性質をきちんと反映しているのがこの作品の面白さだ。時事ネタや下ネタといったギャグのオンパレードだが、その中には「マングースは気性の荒い動物」「ゴリラが胸を叩くのは緊張をとくため」といった、かなりレアな知識を織り込んであり、中でも信じがたいほどレアな情報には「本当」というマークがつく。登場するキャラクターの設定も、それぞれの動物の習性やルックスが反映されている。可愛いルックスのレッサーパンダは腹部が黒いので、「可愛いフリをしているが腹黒い」というキャラとなり大人気となった。
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宇宙船を操る猫たちの活躍を描くSFギャグ漫画。猫型宇宙船NYA(ニャア)の乗組員は、「宇宙パトロール隊」の隊員である3匹の猫だ。いつものように宇宙ステーションの周辺空域をパトロールしてた宇宙船NYAは、宇宙暴走族と接触して制御不能になり、宇宙ステーションに不時着してしまう。全編がフルカラーのCGで描かれた、独特なタッチの作品。
宇宙パトロール隊員である猫たちは、宇宙船の操縦からメンテナンスまでをこなす優秀な猫だ。とはいっても、そこはやっぱり猫なので、何をしても緩い感じが漂う。特に船長は話し言葉や語尾に「ニャ」が多く含まれるので、宇宙船の故障といった緊急事態でもまったく緊張感がない。登場するキャラクターだけでなく、宇宙船は猫型、小型作業船はネズミ型、宇宙ステーションは牛模様と、可愛らしさも満点だ。牛模様の宇宙ステーションにいる牛の管理者に強く注意をされても、気にせずに再び猫型宇宙船で緩いパトロールに飛び立つ。ひたすら緩い感じが特徴の作品だ。
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