生きていくうえでの勉強マンガ10選121 Pt.

生きていく中でこれは知っておくべき、ためになる作品を10作品紹介!

生きていくうえでの勉強マンガ10選

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概要

この世には問題がありふれている。そんな社会的問題を取り上げた作品を10作品紹介する。

『ライフ』

いつまでたってもなくならないいじめ問題をテーマにしたストーリーである。若い者たちの中に存在するスクールカースト。誰が決めたとかではなく、自然と学校の中での地位が決定され、トップに君臨したものに逆らえるものはほとんどいない。そのトップの周りにいる人たちも表向きの関係でしかなく、地位が崩れれば去っていく薄っぺらい関係である。それでも、仲間内である限りはリーダーのすることに協力的であり、いじめだろうが何だろうが一緒になって悪態をつく。そんなトップの集団からいじめられる者を助ける者はいない。目を背けるか、手を加えずとも一緒になって笑う者がほとんどである。そんな過酷ないじめのターゲットにされた者は、一体どうやって人生を過ごしていけばよいのだろうか。それはきっと自分自身が彼らに立ち向かうしかないのだ。これは壮絶ないじめに立ち向かい、それでも生きていくと決めた一人の少女「椎葉歩」と、その加害者でありいじめグループのトップ「安西愛海」の物語である。

『健康で文化的な最低限度の生活』

生活保護…。それは、すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するという理念から、国民の生活に関して必要な保護やサポートを行うことであり、それを行うところが生活課である。そうゆうサポートや保護をする仕事があることは、なんとなくだが知ってはいるだろう。しかし、詳しいことまでは職場の者以外はなかなか知らないものである。そもそも自分に関係がないから理解しようともしていないのではないだろうか。この話は、国民が最低限に生活をするために生活保護受給者たちをサポートする、生活保護という仕事をしている人たちを描いた話である。関係がない人にとっては表向きには見えてこない仕事。しかし、いつ生活保護が必要になるのか分からない。もしかしたら、1年後、いや、もうすぐかもしれない。苦しい生活の中、誰にも頼らず生きていくことがないように、このマンガを通して、少しでも楽な生活を手に入れる国民の義務を私たちは知っておくべきなのだ。

『奈落の羊』

若者に人気のネットワークから始まる問題劇。その先の向こうにあるものとは…。2017年「ユーチューバー」が流行語にノミネートされるほど人気の高いものとなったことから分かるように、世間ではネット動画を使用しての職業が多くなっている。SNSやネットを使用することが当たり前になった今、それを職業にできたらどんなに良いか考えたこともあるだろう。そのため、「ユーチューバー」は若者たちから絶大な支持を得ている憧れの職業なのだ。しかし、単純な職業ではないだろう。本作ではネット配信をしている「修二」は、将来はネット配信で稼ぐことを目標としているが、なかなか面白い配信ができず行き詰っていた。しかし、そんな時であったのが、援助交際でお金を稼ぎ生活している「メイ」だった。「修二」は彼女を説得し「メイ」を使ってライブ配信をすると、アクセス数はどんどん上昇していき、リスナーたちからの資金も調達できるようになっていった。しかし、事態はうまい方向よりも、思わぬ方向に向かっていってしまう。ネット社会となった今にぴったりの世界観を描いたマンガで、その中にある闇を想わぬ形で教えてくれる作品だ。若者はチェックすべきのマンガの一つだろう。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

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文芸部に所属する5人の少女たちによって繰り出される性をテーマにした物語。高校生である「和紗」たちの所属する文芸部での活動は主に読書会。彼女たちは本の中での表現される性的な描写に恥ずかしさを覚えている。しかし、高校生は性への興味に多感な時期。セックスとはどんなものなのだろうか。なぜみんなセックスをするのだろうか。高校生にはまだ早いと感じ、性に臆病になる人。性を覚え行動的になる人。高校生はこのどちらかに分かれる頃だろう。「和紗」は前者ではある。しかし、「和紗」の場合、性にしばられたくないと思う複雑な気持ちの中に、興味の二文字も存在している。常にセックスについて考えていることが何よりの証拠である。そして「和紗」は、幼馴染での同級生あり、弟的存在と思っていた「泉」の性事情にも密かに興味を持つようになる。「泉」はきっとまだ子供だから性なんかに縛られることはないだろう。しかし、男女で考えることは全く同じではないことに気付いていく。大人に進むにつれて性への関心は避けて通れない。複雑に考えてしまう感情を繊細にきれいに描いたストーリーは、多くの読者の共感を呼ぶだろう。

『ゼイチョー! ~納税課第三収納係~』

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納税は国民の義務である。この程度のことは誰もが知っていることだろう。働いて稼いだお金をたんまり持っていかれてしまうなんて、あまりにも理不尽だ。そんなことを考える人がほとんどである。それでも国民は義務に従わなければいけない。しかし中には、税金を収めることができず滞納してしまう人もいる。そんな人たちに向き合っていくのが納税課の職員である。納税をしていない人たちにとって納税課は税金を催促にくる敵と思ってしまうかもしれない。しかし、納税課の仕事はそれだけではなく、税金を納められない人たちを支援すること。税金関係は複雑なことが多く、私たちには理解しがたいことばかりだが、ただ納税を納めるだけではなく自分のペースに合った納税方法を理解することも大事なことである。このマンガが、困っている人々の役に立つことは間違いないだろう。

『美人が婚活してみたら』

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晩婚化が進む時代、そして独身で人生を終える人が多くなった時代。その結果、少子化が進んできている時代となった。そもそも結婚とはしなくてはいけないものではない。好きな相手がいて、その人と一緒になりたいから結婚をするというのが一般的である。しかし中には、相手が見つからないため無理にでも相手を見つけようとする人がいる。主人公「タカコ」は、不倫関係の男性とばかり恋愛をしてきたため、恵まれた容姿にも関わらず結婚ができずにいた。自由な恋愛ばかりしてきた結果、すでにアラサーになってしまい、不倫相手との大恋愛を経験した「タカコ」は燃え尽き症候群となってしまうが、今自分が一番したいことを考え結婚という答えにたどり着いた。そして美人の「タカコ」は婚活に励むことになるのだが、見つけてしまうのは結婚相手ではなくて恋愛相手となってしまう。アラサー女子の読者から共感できるとの声が多い。結婚を考えている女性は特に要チェックの作品である。

『Good Job ~グッジョブ』

働くとはどうゆうことなのか。人間関係の厳しさ、仕事量のきつさ、仕事を覚える大変さ。いろいろ困るとが絶えないのが働くということである。この話は「佐嶋建設」本社の営業二課に所属する主人公「上原草子」と、彼女の周りで一緒に働く人々を描いた物語である。「草子」は、仕事ができて人柄も良く、誰からも愛されるOL。そんな彼女の周りでは様々な悩みが飛び交っている。それを「草子」がアドバイス、サポートをして解決していくのだ。働いていると理不尽なことがでてくるのは日常茶飯事だろう。そんな仕事上で起こり得る問題点をテーマにして1話完結で描かれているのが、このマンガの特徴である。「草子」のような前向きで慕われる社員がいるからこそ問題が解決する。働く上でこのような人物は絶対に必要なのだ。

『イクメン!』

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育児をするのは女だけではない。これは世の中で増えてきている育児をする男性、通称イクメンたちの物語である。増えてきているとはいえ、やはり育児をするのは女性の仕事というイメージが大きい。男は外で働き、女は家事や育児をこなすというのが世間一般だろう。そのため、男性にとって育児の大変さは理解できないものである。そのため、休日には育児を全く手伝わない男性も多い。この話はそんな育児の大変さを男性にも理解してもらおうと描いた作品なのではないだろうか。最もこの話の主人公「洋哉」は、バンドデビューを夢に見ながら週二回アルバイトをこなしていただけのフリーターだったため、嫁の「美郷」に生活を支えてもらうためにイクメンとなった。しかし、育児をしていくにつれて、その過酷さの反面、子供の成長を間近で見られることに嬉しさも覚える。男性にも是非、女性が毎日休みなしで働く辛さや、子供に対する愛情の注ぎ方を学んでいただきたい。

『午前3時の無法地帯』

パチンコ専門のデザイン事務所に勤務する主人公「七瀬ももこ」を通して描かれた仕事奮闘物語である。「ももこ」が働く会社は午前3時勤務なんて当たり前の会社であり超ブラック。会社泊なんてことも日常茶飯事だ。そんな会社を辞めようと考えたことも多々あった「ももこ」だが、会社に勤務する人の人柄や、自分の描いたデザインが評価されたことによって徐々にやりがいを感じていく。失敗をすることもあったが、「ももこ」はこの会社で生きていくことを決意する。仕事の中で恋愛をすることも忘れないのが彼女たちの凄いところ。激務の中、相手を見つける要領の良さが完璧である(笑)どんなにきつい会社でもそこで働いている人がいる。その人たちがいるからできる物がある。そんなことを思い知らされるマンガであり、働くことを簡単に辞めてはいけないと感じさせられるマンガでもある。

『37.5℃の涙』

働かなくて子供は守れない。両親ともに働いていかないと厳しい今の時代。なら、片親しかいない子供を育てる大人は、その何倍大変だろうか。子供が熱を出した場合、保育園は子供を預かってくれない。そのボーダーラインが37.5℃である。タイトルの由来はここからきている。子供が熱を出しても簡単に休むわけにいかない。そんなとき、必要となるのが病児保育士である。これは、笑うことが苦手な病児保育士の「桃子」が、家族の間に入ってそんな彼らの手助けをする物語。子供が病気になっても休めず、病児保育士の存在を知らないという人もいるのかもしれない。そんな大人たちにもためになるマンガであり、また、私たちにとって家族はどうゆうものなのかを再確認させてくれるストーリーとなっている。

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