連載デビュー作『魔人探偵脳噛ネウロ』に次ぐ、松井優征2作目の連載作品で代表作の一つ。月を破壊した超生物「殺せんせー」が椚ヶ丘中学校3年E組の担任教師となり、生徒たちが地球の破壊を防ぐため、1年以内に殺せんせーの暗殺に挑む物語。落ちこぼれクラスとされるE組の生徒28名は、政府から課せられた暗殺任務と学業の両立に取り組む中で、殺せんせーの指導により学力と暗殺技術を並行して習得していく。一方で、日常生活を通じて殺せんせーと生徒たちは絆を深め、やがて殺せんせーの過去や正体に関する謎が明かされる。本作は、暗殺という非日常的な要素を学校生活に組み込んだ設定が特徴的な、アクション要素を組み合わせた学園コメディ。月の破壊という超常現象が現実として受け入れられた世界において、政府機関と教育現場が連携して暗殺教育システムを確立し、専用の武器や訓練施設、暗殺に貢献することで報奨金が授与される制度が設定されている。集英社「週刊少年ジャンプ」で2012年31号から2016年16号まで連載。テレビアニメ第1期が2015年1月から、第2期が2016年1月から放送。2016年11月にテレビアニメの総集編となるアニメ映画(劇場)が公開され、2026年3月に新作となるアニメ映画(劇場)が公開。2015年3月、2016年3月に実写映画(劇場)が公開。ニンテンドー3DSのゲームが2015年3月に発売された。