コメディ作品の豊富さからもコメディというジャンルは必要不可欠であるという事が窺える。今回は学園コメディとしてお薦めできる作品7つをここに取り上げる!!
どのマンガ雑誌にも必要不可欠な学園コメディ作品は、まとめて単行本で読むのも楽しい!! そんな作品を7つ紹介する!!
出典:Amazon.co.jp
コメディ作品の豊富さからもコメディというジャンルは必要不可欠であるという事が窺える。今回は学園コメディとしてお薦めできる作品7つをここに取り上げる!!
主人公の高校生「斉木楠雄」は超能力者であるが、それを周囲に知られないようにひっそりと学生生活を送る事を信条としている。しかしそんな中で必要以上に彼に関わってくるクラスメイトや他の能力者たちの存在によって、物語は膨らんでいく。基本的に主人公目線の冷めたクールな視点で話が展開される事が多く、それが絶妙なツッコミとして成立していて面白い。また学園物語だけでなく登場人物たちの家庭を描くこともあり、その生活感にも親近感が湧いて作品の厚みが増している。
成績優秀、スポーツ万能、あらゆる行為が洗練されていて美しく、もはや芸術的な主人公の男子高校生「坂本」。言葉使いも丁寧な完璧人間であり、世の中は「坂本」を中心にして回っていると言っても過言ではない。一挙手一投足がスタイリッシュな彼の手にかかれば、いかなる問題児も自然と心を入れ替えてしまうのである。絵柄も洗練されていて「坂本」の存在感が引き立っている。単行本は全4巻で完結しているので、一気に最期まで読んで「坂本」の全てを知ってもらいたい。
現役高校生でありながら、少女マンガ誌に連載を持つマンガ家の「野崎梅太郎」。ちなみにペンネームは「夢野咲子」である。彼に好意を持つクラスメイトの「佐倉千代」は、告白したことをきっかけにその正体を知り、マンガ制作のアシスタントをすることになる。ツッコミ担当である彼女と、鈍感な「野崎」の掛け合いは学園コントのように面白い。4コマながらきちんとオチに持って行く展開が読みやすく、笑いがストレートに伝わる。話が進むに連れ、登場人物が増えていく度に笑いも増えていくのは非常に評価が高い。
本作にはいくつかの男子高校生のグループがあり、それぞれに違う内容が連続していくストーリー展開となっている。高校生の何気ない日常を描いているが、いい感じで脱力感のある絵柄と登場人物の行動が素直に楽しめる。極度な下ネタやワイルドな展開もなく、クラブ活動で切磋琢磨するような描写もない。変化に乏しいはずの学園生活を、登場人物の個性とそれぞれの関係性で上手く盛り上げる手法は巧み。女性中心の学園コメディが多い中、男子高校生に焦点を当てた作品は貴重だ。単行本のみに収録されている書き下ろしマンガ『女子高生は異常』は、本作と真逆の位置づけで描かれておりこちらも面白い。
書道の家元の子で、自身も書道家として名を轟かせる男子高校生「半田清」。本家『ばらかもん』の主人公の高校生時代を描いたスピンオフ作品であるが、内容は学園コメディとなっている。本当は学校の人気者である主人公だが、コミュ障で疑心暗鬼な性格が幸いし、周囲の人間から嫌われていると誤解している。そのため人との間に壁を作って生きている主人公を中心に、彼を崇拝する「半田軍」や同級生たちによって物語は進んで行く。主人公の鬱屈した心情と周囲の勘違いを楽しむ作品であるが、それでいて心温まる話もあったりと、読んでいて誰もが「半田清」を好きになってしまう不思議な作品でもある。
学園のお助け・お役立ちを目的として設立された「スケット団」の3人が、力を合わせて問題解決に奔走する学園コメディ物語。登場する数多くのキャラクターたちにそれぞれ物語があり、バラエティの豊富さではピカ一の作品と言える。生徒会とのバトル、副会長との関係、主要人物たちの過去など、多彩すぎる内容は時にシリアスも挟みつつ、最終的には笑いに繋がるストーリー性の高さに感嘆してしまう。1話1話が味わい深い作品になっている。
アンドロイドの主人公と「光画部」の現部員や卒業生たちを中止とした、学園コメディ物語。登場人物はその誰もが個性的だ。色々なパロディも随所に盛り込まれており、その全てを把握するのも難しいほど。当時の時代背景もあり、今では倫理的、世論的にアウトになる内容や行為もあるが、マンガなので笑って許しつつ、登場人物と一緒になって現実を忘れて楽しんでみて欲しい。当時の時事ネタも含まれているため、懐かしさを覚える人もいることだろう。
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