『ラブひな』に次ぐ、赤松健の連載作品。代表作の一つ。現代日本の学園都市「麻帆良学園」を舞台に、英語教師として赴任した、10歳の天才少年魔法使い、ネギが、31人の個性豊かな女子中学生たちと交流しながら行方不明の父親「千の呪文の男(サウザンドマスター)」ナギを探す物語。生徒の一人で学園に封印されている吸血鬼、エヴァンジェリンとの戦いをきっかけに、クラスの生徒たちとパートナー(ミニステル・マギ)契約を結び、数々の冒険に挑むことになる。本作は、学園ラブコメディ要素を持つファンタジーバトル漫画。西洋風の魔法詠唱と東洋武術を融合させた独自の魔法体系が特徴的である。また、現実世界と対になって存在する魔法世界「ムンドゥス・マギクス」や、魔法使いとパートナー(ミニステル・マギ)が契約を結ぶ「パクティオー(仮契約)」というシステムなどの緻密な世界設定が構築されている。講談社「週刊少年マガジン」2003年13号から2012年15号まで連載。2005年から2007年まで、2期にわたってテレビアニメが放送された他、OVAや劇場アニメ、テレビドラマなどのメディアミックスが展開された。