文明と冒険の国！中南米を舞台にした漫画特集59 Pt.

犯罪組織の抗争に巻き込まれた三人の男女が、メキシコを舞台に逃避行を続けるガンアクション漫画。ロサンゼルスで銀行強盗に加担させられ、結果として唯一生き残った男・芹間喬と、メキシコで用心棒のような仕事をしていた堀田俊生、その堀田に家出人として捜索されていた女性・玉珧恵那は、偶然知り合い、それぞれの思惑を抱えながらメキシコでの逃走劇を続けるはめに陥ってしまう。

1930年代のメキシコを舞台に、古代アステカの神をめぐっての陰謀がくり広げられる伝奇アクション漫画。帝大考古学室で研究助手を務める脇坂伊織は、アステカの遺跡を調査する中でナチスドイツ軍に襲われ、偶然、古代の神・ククリカンを目覚めさせる。褐色の肌を持つ少女の姿をしたククルカンだが、その身は強大な魔術の力を秘めていた。脇坂は、ククルカンを求めるナチスドイツや日本軍に対抗し、彼女を護ろうとする。

イギリスの王立機関・ヘルシングと、吸血鬼やそれらを背後から操る組織との戦いを描いたアクション漫画。ヘルシング機関とイスカリオテ機関の共通の敵・ミレニアムがナチス残党の組織と知り、その正体を探るためアーカード、セラス、傭兵のピップはブラジルへ飛ぶ。

闇の組織に恋人と母を殺された男の復讐劇。一流アメフト選手・茨木圭介は恋人と共に闇の組織G・P・Xに拉致され、恋人は自決、母も殺される。さらに麻薬使用の汚名を着せられ社会的に抹殺されたが、G・P・Xの手が及ばないブラジル奥地で金を掘りながら復讐の資金を蓄える。ブラジル奥地に秘められた莫大な財宝を得るための冒険が、物語前半のクライマックス。

南米の架空の国で、日本の商社マンが資源と経済の戦いに挑む（未完）。1980年代、反日感情の強い南米のリド共和国に支社長として派遣された日本人（ひもと・ひとし）は、社内の派閥争いに巻き込まれ、同国の僻地に左遷される。自分を陥れた者らへの復讐心も手伝い、日本は独自に地元のゲリラと手を組んでレアメタルの鉱脈を突き止める。

ムー大陸での恋人同士が転生し現代日本で出会う漫画『風霊王-KAZEOH-』の外伝。主人公の２人は16世紀の南米にも転生しており、アステカ帝国に部族を滅ぼされた青年と女奴隷として出会い、恋に落ちる。アステカ帝国の文化が美しく描かれるが、やがてスペインの征服が始まり、二人も運命の波に飲まれていく。

高校の管理教育に反発する高校生たちの物語。主人公の男子高校生・柴田ハルは、厳しい校則や立場を笠に着る教師らに反発して様々な行動を起こすが、結局は高校を退学させられてしまう。自分たちで理想の学校を作ろうと決意したハルと仲間たちは、伝説の黄金郷・エルドラドでの一攫千金を夢見て南米のペルーへ旅立ち、アンデス山脈で幾多の冒険をくり広げる。

不敗を誇る古武術の継承者たる少年が、様々な強敵と戦う格闘漫画。陸奥圓明流の継承者・陸奥九十九は、アメリカでボクシングのヘビー級統一戦を勝ち抜いた末、王座を返上。南米に渡り、陸奥圓明流とコンデ・コマ（前田光世）の因縁に決着をつけようとする。コンデ・コマの業を継ぐ者の情報を得るため、九十九は格闘大会ヴァーリ・トゥードに参戦した。激戦の末に優勝した九十九は、目的の人物の情報を得てブラジル奥地へ向かう。ここで『修羅の門』は終了となり、その後の九十九の安否や、目的の人物との戦いの顛末は、続編『修羅の門　第弐門』で語られる。

英国貴族・ジョナサン＝ジョースターとその血を引く若者が、ジョナサンの宿敵・ディオをはじめとする様々な敵と戦う、大河バトル漫画。物語の発端となるアイテム「石仮面」は古代アステカで儀式に使われた、人間を吸血鬼に変える神秘的な仮面として第一部に登場する。第二部では大量の石仮面がメキシコの地下から「柱の男（サンタナ）」と共に発見され、ナチスドイツの管理下に。第二部の主人公・ジョセフ＝ジョースターは知人のスピードワゴンを救うため、メキシコのナチス基地へ潜入。目覚めたサンタナと戦うことになる。