どれだけ奇妙な異世界であっても、そこに暮らす者にとってはその世界があたりまえ。派手な戦いやドラマチックな事件が起こらなければ、その世界なりの日常生活があるはずです。今回ご紹介するのは、そんな普通じゃない世界での日常を描く作品たち。あなたの好みに合う世界を探してみては如何でしょう?
少年誌連載の漫画の中でも、不動の人気ジャンルなのが、お色気もの。まぁ異性に興味を持つのは当然と言えば当然ですから、それに応える漫画もそれなりに多いわけです。今回はその中でも、比較的健全でソフトなエロティック描写が人気を呼んだメジャータイトルを集めてみました。
部活漫画といえば、体育会系のものが多く描かれてきました。野球、サッカー、バスケにバレー、柔道や相撲、さらには自転車なんてものもあります。でも、部活で青春を楽しむのは体育会系だけではありません。むしろ、文化系の方が人生を楽しむという意味ではより充実しているのではないかという見方もできます。ここでは体育会顔負けの熱い部活から、ゆるゆるな部活まで文化系漫画を集めてみました。
今回のテーマは“超未来”。現代文明など伝説の彼方に忘れ去られているようなはるかな未来の世界を舞台とした作品を集めてご紹介したいと思います。環境も社会構造も、価値観さえも大きく異なってしまった世界で語られるのはどんな物語なのでしょうか?
少年誌連載のHな漫画、今回はアブノーマル編です。ノーマル編では(比較的)健全なエロスを描いた作品を扱いましたが、今回紹介するのは変態方面の性欲を刺激する素晴らしくもデンジャラスな作品ばかり。もちろん少年誌掲載ですから、直接的な行為はありませんし、ギャグの衣に包んでいるものばかりです。しかしコレが現在のいい大人が見てもエロいんですよ、いやホントに。
プレイバック漫画の歴史、今回は90年代の青年漫画から有名どころをチョイスしてみましょう。特に意識したわけでもないんですが、なぜか主人公がいろんな意味で苦しい闘いを続ける作品が多くなってしまいました。バブル崩壊後の閉塞感が影響しているのかも…とか考えちゃうのは牽強付会でしょうかね?
あえて2000年代の漫画の特徴というくくりで語るのも、なかなか難しいものですが、作品点数が増加したため内容的に多種多様な漫画が登場したということは言えるかも知れません。例えば『闇金ウシジマくん』ひとつとっても、かっての金融漫画には人情ドラマやサクセスストーリーがつきものでしたが、この作品にはそういうポジティブな要素がほとんどありません。ウシジマくんはひたすらドライに金を取り立て、客たちはひたすら泥...
まだ連載が終わったばかりだけど、ちょっと懐かしめの少女漫画を集めてみました。2000年代の少女漫画といえば、90年代に比べると肩の力が抜けたというか、ふんわりゆるゆるした作風が多いのが特徴のように思われます。これも「癒し」を求める時代のニーズが求めたものでしょうか? その答えを出すにはまだ早い気もしますが、ともあれここに挙げたのは、いずれも映像化されたりして話題になった作品ばかり。映像は見たことあ...
かつて未来というものが希望に溢れていた時代がありました。しかし、はたして本当に薔薇色で夢のような未来が訪れるのだろうか? と考える人たちが語り始めたのが、破滅的な近未来を描く作品です。これらの作品では、現在から地続きの、すぐ先の未来に厳しい環境を設定することで、社会の危うさや人間の逞しさをリアルに描き出しています。こんな世界が来ないことを願いつつも、ある種の魅力を感じざるを得ない危険な近未来を覗い...
数多くの登場人物たちが生き残りを賭けた戦いを繰り広げるサバイバルレースもの。この手の作品では、特殊なルールや条件が定められていることが多く、それに抵触しなければ、共闘や裏切りも認められているのが定番です。そのため、頭脳戦、心理戦、集団戦などの比重が高くなり、さまざまなタイプのキャラクターに活躍の機会が与えられることになるわけです。自分や知人に似たキャラクターを見つけ、その動きに注目することで、一層...
神話や昔話では多くの例が語られている異種族との恋愛・婚姻。その多くは悲劇的な結末を迎えてしまいますが、漫画の世界ではどうでしょう? ハッピーに結ばれる作品、やはり悲恋と終わる作品、そして未だ結末が見えない作品などなどいろいろ取り揃えてご紹介しましょう。愛は種族の壁を超えられるか?
地球規模の天変地異や世界戦争、宇宙からの侵略に種の限界…。古今の漫画の中で、人類はさまざまな災厄に襲われます。多くの作品では、それらの危機を乗り越えて行く様が描かれるのですが、そのまま人類が滅亡してしまう作品も少なくありません。今回紹介させていただくのは、そんな作品たち。さまざまな形で描かれる人類の終焉をご覧ください。
幾世代にもわたる登場人物たちを描いた作品を集めてみました。登場人物の家系が描かれる場合があれば、主人公が不死あるいは非常に長命な存在で歴史を見守っていく場合もあります。まさに「年代記」と呼べそうな歴史そのものを俯瞰してみるものもあり、壮大なスケールの作品が多くなります。
2000年代といえば、まださほど昔でもありませんが、すでに連載が終了して懐かしくなっている漫画も少なくありません。あのころ夢中になった、あの漫画、この漫画。ページを開けば、あのときの記憶がよみがえります。この機会に、久しぶりに本棚から引っ張り出して、ちょっと読み返してみてはいかがでしょうか? それとも、ブーム最盛期にはなんだか手を出しづらかった話題作に、いまさらながら挑戦してみるのもいいかも知れま...
90年代は漫画雑誌発行部数が最高潮に達した時代。それ故、今なお光り輝く名作も多い。また、人気作品の連載長期化もこの頃から目立ち始め、中には今現在も連載継続中の長寿作品も存在する。
80年代の漫画、青年漫画編であります。80年代に漫画界で起こった大きな流れのひとつがヤング誌の創刊ラッシュ。要するに70年代に少年漫画で育った読者たちのための受け皿が作られたのですね。「週刊ヤングジャンプ」、「週刊ビッグコミックスピリッツ」、「週刊モーニング」などなど、それまでの青年漫画誌とは明らかに違うテイストの漫画誌が次々に創刊され、大人のための新しい漫画が発表されていったのです。
1970年代に産み出された青年漫画の名作をセレクトしてみました。まだ成立したばかりの青年漫画はどれも破天荒な魅力にあふれた問題作ばかり。黎明期に特有の独特のパワーを感じます。
1970年代といえば多くの少女漫画家の才能が開化し、歴史に残る名作たちが続々と産み出された、いわば少女漫画の黄金期。あまたある名作の中からあえて10の作品を選んでみました。優劣はつけられない名作ばかりなので発表年度順で掲載いたします。この歴史的名作の数々。あなたは何作品読了してますか?
日本の漫画界の一大ジャンル「劇画」。その成立初期の名作をセレクトしてみました。劇画の黎明期の真実が語られている作品も加えておきましたので、併せてご堪能ください。
漫画の歴史を振り返るシリーズ、80年代少年漫画編です。80年代と言えば「週刊少年ジャンプ」絶頂期で、メガヒット作が次々と誕生。その多くがバトルものでしたが、一作ごとに趣向が凝らされ、同じ雑誌の中で見事な競演を見せていました。負けじと他誌からも力の入った作品が出るものの、その数ではやはり及ばず、ジャンプ一強時代が続いたのです。