『週刊少年サンデー』に連載されたオススメ作品10選!116 Pt.

『週刊少年サンデー』に連載されており、すでに完結している作品の中からオススメの10作品をご紹介!

作成日時:2018-07-13 19:00 執筆者:マンガペディア公式

『週刊少年サンデー』に連載されたオススメ作品10選!

出典:Amazon.co.jp

概要

『週刊少年サンデー』に連載されていた歴代の名作(完結済)の中から、オススメの10作品をピックアップしていこう!

『烈火の炎』

炎を操る能力を持つ少年「花菱烈火」は、ある日他人の傷を癒す能力を持った少女「佐古下柳」と出会う。お互いの秘密を打ち明け合った二人は心を通わせ、「烈火」は「柳」のことを姫と慕い、彼女のことを守り抜くことを誓った。しかし、治癒能力を持つ「柳」は不老不死を望む大富豪「森光蘭」の手によって誘拐されてしまう。「烈火」は「柳」を取り返すために、幼馴染の「霧沢風子」やライバルの「石島土門」と共に戦いに身を投じていく。その戦いは「柳」を巡る戦いに収まらず、「烈火」の出自や各々の思惑が絡まあい、複雑な様相を呈していくバトルファンタジー作品『烈火の炎』。主人公「烈火」らだけでなく、彼の異母兄であり最大のライバルである「紅麗」も非常に高いカリスマ性を秘めている魅力的なキャラ。白熱のバトル演出に加えて、数多くの登場人物が出てくる中でそれぞれに推しメンを選ぶ楽しみも秘めているマンガだ。

『MAJOR』

主人公の「本田吾郎」は、プロ野球選手の父「本田茂治」と暮らしていた。「五郎」は父を試合中の事故で亡くすも、自身と父が大好きだった野球に日々打ち込み、やがてメジャーリーガーを目指すようになっていく。本作は幼稚園からプロまでと、非常にボリュームのあるストーリー展開となっていて、他のスポーツ作品とは一線を画している。全78巻もあるので中々一気読みは難しいだろうが、自分のペースでじっくり楽しんでほしい作品だ。「NHK」にて数シリーズに渡りアニメ化を果たしたほか、「小学館漫画賞少年部門受賞」、「サムライジャパン野球文学賞ベストナイン受賞」と多くの偉業を成し遂げてきた作品でもある。現在は続編に当たり、息子の「茂野大吾」にスポットを当てて描いている『MAJOR 2nd』が『週刊少年サンデー』にて連載中だ。

『犬夜叉』

『犬夜叉』はマンガが2億冊突破した「高橋留美子」の代表作品のひとつ。「日暮神社」の娘「日暮かごめ」は、15歳の誕生日に祠の井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまう。「かごめ」の体からあらゆる願いを叶えるという宝玉「四魂の玉」が現れ、半妖の主人公「犬夜叉」は甦る。その「四魂の玉」をトラブルにより粉砕してしまい、飛び散ってしまった欠片を集めるため、二人で旅にでるが…。普通の少女と半妖怪、さらにその仲間たちが強大な力を持つ「四魂の玉」を巡る冒険と戦いに巻き込まれていく和風冒険ファンタジー『犬夜叉』。井戸から現れた「かごめ」を最初は自分を封印した「桔梗」の生まれ変わりとしか思っていなかったが、旅を通して段々と意識するようになる。少しずつ変わってゆく「犬夜叉」の戦闘や心情の変化についても注目していただきたいので、マンガに加えてアニメ版もオススメだ。ちなみにオリジナルストーリーの劇場アニメも2001年から2004年にかけて計4本制作されている。

『金色のガッシュ!!』

次期魔界の王を決定するため、人間界に送り込まれた百人の魔物の子どもたち。彼らは“魔法を唱えられる相手の本を燃やせば勝ち”というルールのもとで最後の一人になるまで戦い続けなくてはいけない。その一人である「ガッシュ・ベル」は、天才的な頭脳を持つ人間の中学生「高嶺清麿」とペアを組み、数々の強敵と戦い、あるいは協力しながら、「やさしい王様」を目指して奮闘していくSFアクション作品。「清麿」は、その高すぎる知能を持っているがゆえに学校では孤立し、次第には不登校になっていた。そんな折で得たやさしくて、そしてまっすぐな心を持つ「ガッシュ」の存在が、「清麿」の心のスキマを埋めていくストーリー性が、我々読者の心にもなんとも響いてくる一作。口から電撃を放つなど、ただの子供とは思えない「ガッシュ・ベル」をはじめ作中にはいろんな能力を持った魔界の子供達が多数登場。王になるため全力を尽くす彼らの戦いを見逃すな!

『マギ』

世界の滅亡を望む謎の組織「アル・サーメン」との対決を軸に、「マギ」として世界の運命を託された主人公「アラジン」と「王の器」に選ばれた「アリババ」、2人の少年の友情と成長をメインテーマに据えたSFバトル作品『マギ』。仲間との友情、魔法や迷宮を巡る冒険、金属器所持者による迫力あるバトルと、少年マンガの王道的要素をふんだんに盛り込んでいる一方で、国家間の対立や戦争、奴隷問題、人種差別といった少年マンガとしてはかなり重いテーマについても正面から描いているところも特徴の一つだ。世界を導く王を選定する創世の魔法使い「マギ」のひとりで、かつて聖宮という閉鎖的空間で生活をしていた際には「ウーゴ」というただひとりの友人と暮らしていた。そこで培ったまっすぐな性格と友人思いの優しい性格の持ち主だが、大のお姉さん好きで、胸の大きい女性を見つけては胸元に飛び込むことがしばしばあるところも笑える、好感度のとても高い少年だ。

『だがしかし』

「シカダ駄菓子店」を営む父は、息子である「鹿田ココノツ」に是非とも継いでもらいたいと願っている。そんな「鹿田ココノツ」の前に現れた駄菓子屋マニアの美少女「枝垂ほたる」が織りなすギャグコメディ『だがしかし』。マンガ家を目指す「ココノツ」は、スタイル抜群、大手菓子メーカーの社長令嬢の「枝垂ほたる」から、度々駄菓子屋を継ぐよう説得される。彼女の影響を受け、徐々に駄菓子の魅力にとりつかれ、駄菓子店店長としての道を進んでいくことになる。ほかの登場人物は、妻に逃げられ息子と二人で暮らす父「鹿田ヨウ」、「ココノツ」の双子の友人であり幼なじみの「遠藤サヤ」と「遠藤豆」。そんな主要メンバーたちが美味しそうに駄菓子を食べる姿に加え、各駄菓子が普及するようになった、ちょっとした小話なんかもたくさん盛り込まれているので、本作を読んだ後にぜひ周囲にそこで得た知識を教えてあげよう!

『ワイルドライフ』

「絶対音感」を持つ新人獣医師「岩城鉄生」は、日本でも最高の人材が集う動物病院「RED」で、野生動物専門の医局第2科、通称「WILD LIFE(ワイルドライフ)」に配属される。そこで個性的な仲間たちと共に腕を磨いていくことになり、やがてその熱意を買われた「鉄生」は上層部の腐敗によって停滞した「盟央大」再生も任されるようになり…。主人公「鉄生」が、熱い思いを武器に数々の患畜を救っていく物語『ワイルドライフ』。本作の特徴はペット医療だけでなく、野生動物保護や医療現場の問題点など、さまざまなテーマを扱う一方で、コミカルな描写も多用されていること。常識や面子にこだわらず最善を尽くす「鉄生」の動物医療の日々を通じ、普段は中々見れない日本の医療事情に関する知見をぜひ深めていってほしい。壮絶な医療現場のもようをリアルに描く、オススメの医療マンガの一作としても推したい作品だ。

『ARMS』

主人公「高槻涼」は平凡な暮らしをする高校生だったが、「ARMS」と呼ばれる意志を持ったナノマシンの集合体を移植された過去を持っていた。同じく「ARMS」を宿す転校生「新宮隼人」「巴武士」と共に、闇の組織「エグリゴリ」から狙われる「涼」は否応なく闘いに巻き込まれていく。「エグリゴリ」配下の「X-ARMY・レッド・キャップス」など超人的な力を持つ集団の闘いの中で、「久留間恵」や「ユーゴー・ギルバート」「アル・ボーエン」など心強い仲間達を得るが、一方で新たな別れと悲しみにも直面する。その中で「涼」は最愛の幼馴染「赤木カツミ」と離れ離れになる。その後「赤木カツミ」との再会、そしてごく普通の日常に戻ることを願い闘い続ける「涼」は、やがて自らの出生に纏わる「エグリゴリ」の陰謀に対峙することになる。身体の一部にナノマシンの集合体「ARMS」を移植された少年少女達が、闇の組織の陰謀に巻き込まれ、壮絶なバトルを繰り広げる姿を描いたアクションマンガがこの『ARMS』である。

『結界師』

この作品の主人公は中学3年生の少年「墨村良守」。「妖」(あやかし)を退治する「結界師」の一族である「墨村家」の22代目を継ぐ者だ。自由気ままで勉強も好きではなく、授業中は寝ている事が多い。しかし、妖に対する敵愾心と正義感の強さとその戦闘能力は目を見張る物があり、結界の中での戦闘シーンは見所の一つになっている。幼馴染の「雪村時音」に仄かな恋心も抱いているが、結界師としての責務を優先し、中々その本心を打つ開けられずにいる。異能力を使い妖を退治していくことがメインテーマであるが、もちろん各キャラの能力には得手不得手がある。特別な力を持っていながら、弱点を抱えて戦いに挑んでいることが戦闘シーンにより大きな緊張感を生んでいるのだろう。また人間対妖だけでなく、同じ異能者間でも派閥争いなど見どころ十分。「良守」ら「結界師」の成長する姿とともに、白熱のバトルあり人間関係にスポットを当てたドラマ性ありの良作である。

『タッチ』

日本で選りすぐりの有名な双子「達也」と「和也」、そしてみんなのヒロインであり彼らの幼馴染「浅倉南」をメインに据えた永久不滅の野球マンガ『タッチ』。アニメ化もされ、誰もが知る人気作品となり、高視聴率番組でもあったという。高校野球がテーマでもあり、「甲子園」を目指す物語でもあり、その野球シーンの捉え方、物語の構成や進め方にも独特の世界があり、今までにない野球ドラマ作品にも仕上がっている。「達也」と「南」の恋愛劇が主題ではあるが、その道程で他界した「和也」の存在がある事は忘れないようにしなければならない。スポーチマンガの王道を生きながら、ライバル関係にあるキャラを早々に退場させ、それによってさらなる深みを作品に生み出した見逃し厳禁の作品である。

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