キャラクター紹介
初芝電器産業第4代社長大泉裕介の愛人だったが、島耕作とも関係を持つ。しかし大泉裕介が倒れた後は献身して島耕作とは良き友人になる。大泉裕介死後、島耕作が赴任していた中国に渡り、北京でカウンターバー鬼やんまのママとなる。偶然知り合った出発集団CEOの孫鋭から求愛を受け交際するが進展はしなかった。
漫画での島耕作
『島耕作シリーズ』
『島耕作シリーズ』のシリーズ解説。
『課長島耕作』
『島耕作シリーズ』の第1作目。初芝電器産業第4代社長大泉裕介の愛人。ミスユニバース日本代表に選ばれた過去を持つ美女。銀座のクラブクレオパトラのホステスだったが、大泉裕介の資金で銀座に会員制クラブのんのんを開店する。アメリカに赴任していた大泉裕介に監視役を依頼された島耕作を自分の味方に付けるため男女関係を持つが、少なからず島耕作に好意を抱き、彼の窮地を救うこともある。
『部長島耕作』
『島耕作シリーズ』の第2作目。島耕作とも過去に男女の関係を持っているが、現在は島耕作の良き友人。
『取締役島耕作』
『島耕作シリーズ』の第3作目。平成15年9月18日に大泉裕介が他界。大泉裕介の社葬では、万亀健太郎の計らいによって位牌を手にして出棺の先頭に立った。その後、北京に渡ってカウンターバー鬼やんまのママとなり、偶然知り合った出発集団CEOの孫鋭から求愛を受ける。
『常務島耕作』
『島耕作シリーズ』の第4作目。初芝電器産業第4代社長大泉裕介の愛人だったが、大泉裕介死去後、北京に渡ってカウンターバー鬼やんまのママとなる。孫鋭から猛烈な求愛を受けるが取り合わない。島耕作と過去に男女の関係を持っているが、現在は良き友人。
関連人物・キャラクター
島 耕作 (しま こうさく)
キャラクター紹介『島耕作シリーズ』の主人公。1947年9月9日生まれ。1970年に大手電器メーカー初芝電器産業に入社した団塊世代のエリート。派閥争いに巻き込まれて左遷されることも多いがそれを糧に変える... 関連ページ:島 耕作
大泉 裕介 (おおいずみ ゆうすけ)
東大法学部卒、四井銀行出身。初芝電器産業の創始者吉原初太郎の娘婿で、初芝アメリカ(ハツシバアメリカ)社長を経て初芝電器産業第4代社長となる。初芝電器産業の筆頭株主である妻大泉笙子には頭があがらない。ホステスの馬島典子を愛人として囲い、初芝アメリカ時代には島耕作に馬島典子の監視を依頼する。 自身の派閥大泉派を持つものの、脳出血で倒れ社長の座から退いた際には無派閥の中沢喜一を後任に指名するなど優れた見識を持っている。
関連キーワード
出発集団 (ちゅーふぁー)
『島耕作シリーズ』に登場する企業。中国で三本の指に入る大手家電メーカー。初芝電器産業とは業務提携している。CEO(経営最高責任者)は孫鋭。孫鋭の理念で引き抜きを行わず、生え抜きの社員を揃える。 歴史・... 関連ページ:出発集団
鬼やんま (おにやんま)
馬島典子と銀座で親しかった夕子が北京に開いたカウンターバー。その後、夕子から馬島典子に経営が引き継がれる。夕子の時代はほとんどの客が日本人ビジネスマンだったが、馬島典子がママになってからは、孫鋭に紹介... 関連ページ:鬼やんま
登場作品
島耕作シリーズ (しまこうさくしりーず)
大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつ... 関連ページ:島耕作シリーズ
課長島耕作 (かちょうしまこうさく)
課長となったエリートサラリーマン島耕作が、ライバル企業との競争、社内の派閥争いに立ち向かう姿、プライベートのひとときを描く。会社員時代の経験を活かした弘兼憲史の代表作。第15回(1991年度)講談社漫... 関連ページ:課長島耕作
部長島耕作 (ぶちょうしまこうさく)
課長から部長に昇進したエリートサラリーマン島耕作が、これまで経験したことのないワイン事業、音楽事業などに挑戦する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』の続編。 関連ページ:部長島耕作
取締役島耕作 (とりしまりやくしまこうさく)
作品発表当時の経済状況を物語に織り込みながら、日本屈指の大企業で取締役となった島耕作が、中国の表と裏のビジネス界で悪戦苦闘する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』、『エピソード2 部... 関連ページ:取締役島耕作
常務島耕作 (じょうむしまこうさく)
作品発表当時の経済状況、政治状況、国際的な事件を物語に織り込みながら、日本屈指の大企業で常務取締役となった島耕作が、日本中国インドなどアジアを股に掛け、ビジネスの世界で奮闘する姿を描く。弘兼憲史の代表... 関連ページ:常務島耕作