池田理代子の代表作。フランス革命前後を舞台に、男装の麗人オスカルと、フランス王妃・マリー・アントワネットらのドラマティックな生涯を描いた作品。史実を基にしたフィクションだが、深い人物描写、伝記物としてのリアリティ、美しさと優雅さに満ちた作画、ドラマティックな展開、そして心に残る名セリフの数々。およそ名作が持つとされる要素をこれでもかとばかり詰め込んだ、名作中の名作といえる。集英社「週刊マーガレット」1972年21号から1973年52号まで連載。1974年の宝塚歌劇団による舞台化、1979年のテレビアニメ化などメディアミックス多数。2022年9月に誕生50周年を迎え、新作劇場アニメの制作が発表。2025年1月31日より公開。