英国貴族・ジョナサン=ジョースターとその血を引く若者が、ジョナサンの宿敵・ディオをはじめとする様々な敵と戦う、大河バトル漫画。第三部の主人公・空条承太郎と仲間たちは、宿敵・ディオを倒すため日本からエジプトへ向かった。敵・味方がそれぞれ持つ特殊能力「スタンド」はタロットカードの名が付けられていたが、エジプト上陸の前に大アルカナのタロットが全て出揃ってしまった。エジプト上陸後に登場するディオの手下らは「エジプト9栄神」と呼ばれる、エジプト神話由来の名を持つスタンドで承太郎たちの行く手を阻む。砂漠からカイロの市街地まで、エジプトの各所で戦いがくり広げられた。
古代エジプトの若き王・ツタンカーメンの王墓発掘にかける、考古学者・ハワード=カーターを主人公とした、歴史ロマン。20世紀初頭のエジプトで、当時存在したかさえ定かでなかった古代の王・ツタンカーメンの王墓を求める、カーターや出資者たるカーナボン卿の苦労、盗掘者たちの生活などが描かれる。オカルト要素はほとんど見られない。
一族にかけられた呪いに立ち向かう、貴族の女性の物語。フランスのパトウ伯爵家では、女性の瞳に特定の色が出ると早死にするという呪いが伝えられていた。主人公のソレイユもその瞳を持っていたが、果敢に謎の解明に挑む。自分で伯爵位を継ぐ気のないソレイユは、昔出奔した叔父を探しにアルジェリアへ向かう。アルジェリアで叔父と、自分と同じ瞳の色を持つ少年・ウルージとシナーンを見つけ、ソレイユは3人をフランスへ連れ帰る。
1950年代に人気を博した、冒険絵物語の漫画版。ウラニューム鉱探索のためケニヤに来た村上博士とその息子・ワタルは、ウラニューム鉱の秘密を守ろうとする何者かにより飛行機を落とされてしまう。村上博士とはぐれたワタルは、マサイ族の大酋長ゼガや大蛇のダーナ、白人の少女ケートらと出会い、ジャングルでたくましく生きる力をつけていく。
アフリカの自然の中でたくましく育った野生児が活躍する、下ネタが多めのギャグ漫画。アフリカのサバンナに捨てられていた赤ん坊が、チンパンジーのエテ吉に育てられ「ジャングルの王者」と呼ばれる若者・ターちゃんに成長する。ターちゃんは動物を愛し、密猟者などからジャングルの平和を守る活動をする一方、食糧の調達や観光者のガイドで生計を立てている。
古代エジプトにタイムスリップした少女の物語。考古学を愛する少女・キャロルは呪いを受けて現代のカイロから古代エジプトにタイムスリップするが、現代人の価値観と、考古学の知識は古代エジプトでも珍重され、やがてファラオ(王)であるメンフィスと愛し合うようになる。また、当時のエジプトではキャロルの金髪碧眼と白い肌も羨望を集めている。
19世紀、ナポレオン戦争の時代。架空のイギリス海軍の軍艦であるコランタン号が、次々と不思議な出来事に遭遇する航海を綴った海洋歴史漫画。「アホウドリの庭」というサブタイトルがついたエピソードが、アフリカを舞台としている。コランタン号の乗組員たちはアフリカの集落にたどり着くが、その住民たちはイギリスに連れて行かれ、この地へ逃げてきた逃亡奴隷だった。