漫画作品の中には、その時代の世相や文化が色濃く反映されています。今回は恋人たちの生活が時代時代で変化して行った様子がわかる漫画をピックアップしました。結婚前の「おつきあい」自体が定着していなかった70年代初頭から始まり、バブル期を経て現代へ。カップルが目指す幸福の形が次第に変わっていくのを追ってみましょう。
現代モノの漫画作品は当時の生活や文化が反映されていますが、意外とおざなりになっていたのがファッション分野です。漫画はその性質上、描き易さを重視したデザインであることが多いというのがその主な理由ですが、それでもその時代のファッションの「肝」となる部分は現れるもの。今回はそんな男性キャラクターの服装文化の変遷を追っていきましょう。
サラリーマンのあり方も時代によって大きく変化して来ました。高度経済成長期のモーレツ社員、てきとーに楽しくやってたスチャラカ社員、新人類社員、ほどほど社員、女性総合職、オタク社員にサトリ世代社員。世相によって、時代を象徴するサラリーマンのタイプも様々。ここで紹介している5作品はその時代を象徴するようなタイプのサラリーマンが主人公の漫画ばかりです。世相の変化をたどってみてください。
昭和から平成という時代だけに限ってみても、日本の特に都市部の生活は大きく様変わりしてきています。戦争で焼け野原になり、敗戦国としての貧しい時代を経て世界でも有数の豊かな国に発展してきました。人々の暮らしもそうした変化に合わせて変わってきましたし、社会の最小単位である「家族」という人間同士の関係性にも少なからぬ影響があります。「家族」を描いた漫画にはその時代の「家族」の姿が描かれており、読むことで当...
漫画の台詞の中には、道理も論理も無いむちゃくちゃな物言いにも関わらずかっこよかったり、やたら記憶に残ってしまうものがあります。勿論これらをそのまま現実で使えるような機会は無いと思いますが、いざという時はこれくらいの気迫で自分の意見を押し通してしまうのも手です。今回は印象に残る台詞と共に、その気迫の方を学びましょう。
食卓に並ぶ料理には時代が反映されやすく、それを見比べることで当時の世相を窺うことができます。漫画というメディアに描かれる食事といえば、まずグルメ漫画が思い浮かぶのではないかと思いますが、ここではお店のメニューではなく家庭で作られる料理が描かれた作品をセレクトしています。飾らない家庭の食卓だからこそ、そこに現れる世相は現実的なものになりますし、当時を知る読者には懐かしく感じられることでしょう。また、...
時代によって移り変わっていく、家族の日常を見比べることのできる作品を集めてみました。近年はレトロブームも手伝ってバブル期以前の昭和などは映画やドラマ等でも見かけることがあります。今と比べて便利な家電等も少ない貧しい時代かもしれませんが、そこに暮らす人々の生き生きした姿は今の時代にあまり見られないものなのかも。
いつの時代でも多くの漫画の舞台として描かれるのが学校です。ただし、一口に学校といってもその姿は作品に応じて様々。最も多いのはその時代における一般的な学校でしょうが、独自のシステムや現実離れしたスタイルで運営される学校も少なくありません。今回は、漫画ならではのとんでもない学校が描かれた作品をご紹介しましょう。
時代によって移り変わっていく、学生たちのライフスタイルを見比べることのできる作品を集めてみました。時代考証の度合いは作品によって異なりますが、その時代の雰囲気を絵で見て感じることができるのが漫画ならではの魅力でしょう。制服を含めた学生たちの服装の変化に注目してみるのも一興です。
現代日本の大きな問題のひとつである“いじめ”。それが社会的に認知されるようになった1980年代以降、学校を舞台とした漫画作品でもこの問題が扱われることが多くなってきました。問題提起にとどめるもの、漫画的な解決が成されるもの、いじめそのものをギャグ化して描くもの…。もちろんこれらの作品を読むだけで、現実のいじめの解決方法が見えてくる、などという簡単なものではありませんが、何かを考えるきっかけにはなる...
近年、離婚率は世界的に上昇傾向にあるようです。愛情が冷めてしまったとか、単純に飽きてしまったとか、色々理由はあることでしょう。しかし世の中には長く良い関係を続けているカップルもたくさんいます。その秘訣は一体何なのでしょうか? 漫画の中の素敵な夫婦にヒントをもらうのもいいかもしれません。
好きで結婚した夫といえども、その母親まで愛せるかどうかはわかりません。愛する息子の選んだ相手でも、納得いかないこともあるでしょう。古来より家庭内で争いの火種となってきた嫁姑関係。それぞれの家庭でそれぞれの悩みがあるでしょう。漫画でも嫁姑関係を扱った作品はたくさんあります。中には、あなたの家庭によく似た家庭もあるかもしれません。
自分はクサい台詞なんかとは無縁だと考えている人でも、いざこの時が巡ってきたらキメ台詞を言わないわけにはいきません。そんなシーンのひとつがプロポーズ。とにかく自分の思いと相手との将来への展望を一度に伝えることが肝要です。人生でそう何回も言うことではありません。漫画の中の素敵なプロポーズを参考に、自分なりの言葉を伝えてみましょう。
人間関係で悩む前に読む漫画、「チームメイトに不和が起きたら」編です。チームにもいろいろありますが、荒っぽい性格の部員同士がレギュラーの座を賭けてガチンコでぶつかり合う学校の運動部ほど不和が起こりやすい場所もないはずです。そうしたトラブルを、いかに乗り越えていくかが描かれていくのも、漫画の面白さに繋がっていくのです。
日本人はよく謝る民族だそうです。座礼のひとつである「土下座」一つをとってみても、「ジャンピング土下座」「スライディング土下座」など、様々なバリエーションがあり、さらには完全に地面にうつぶせる「土下寝」なる究極形態もあるとか。まさに「謝罪」や「土下座」は日本の伝統文化と言えるでしょう。漫画の世界でもユニークな謝罪方法がたくさんありますので、いくつか紹介していきます。
お互い望んで付き合いはじめたのに、いつの間にか気持ちのズレを感じるようになったり、細かいことが気になってイライラしたり。本当にこの相手と付き合っていていいのかと悩んでも、なかなか決断は下せません。周囲の友人のアドバイスに耳を傾けるのもいいですが、漫画の中のカップルを見て、その答えを参考にするのもアリではないでしょうか。
身近すぎる相手には、なかなか素直に「ありがとう」と言えない人も多いのではないでしょうか。メールやLINEでさりげなく伝えるのもよいですが、ここぞというときは、やはり直接言葉で感謝を表したいもの。今回は、感謝の伝え方が印象的な漫画をいくつか紹介しましょう。
買い物、予算の「値切り」から、人質事件の「ネゴシエーション」まで。特に「交渉術」に長けた人を「タフネゴシエーター」というそうです。ここでは、一筋縄ではいかない交渉人たちが登場する作品を紹介しましょう。
上からはしめつけられ、下からはつきあげられる。中間管理職ほどつらい立場はありません。でも漫画の世界では、中間管理職でありながら楽しく人生を謳歌している方々がいっぱいいます。そんな彼らの生き様を学ぶことで、うまく世間を渡っていく術を身につけましょう。
あなた、もしかして会社の人たちとの「飲みニケーション」がうまくいかなくて孤立していませんか。そんなあなたにお薦めの漫画はこの4作品。この作品をじっくり読むことで、大人の「飲みニケーション力」が一気にUPすることうけあいです。