インターネットの普及により、若い世代を中心に再ブームを起こした「麻雀」。中高年の娯楽であり、闇社会・賭博といった一昔前の黒いイメージから一転、競技ゲームとして注目を集める麻雀をマンガの見どころを踏まえてご紹介。
「裏社会」「日常」「学園」「ギャグ」、多種多様な視点から麻雀の魅力を伝えてくれるマンガをご紹介。
出典:Amazon.co.jp
インターネットの普及により、若い世代を中心に再ブームを起こした「麻雀」。中高年の娯楽であり、闇社会・賭博といった一昔前の黒いイメージから一転、競技ゲームとして注目を集める麻雀をマンガの見どころを踏まえてご紹介。
「運の悪い奴が死ぬんだ」
麻雀マンガの王道ともいえるような作品。終戦後の動乱の日本を舞台に、主人公の青年「哲也」の麻雀を通した生きざまと「坊や哲(ぼうやてつ)」の通り名で伝説の玄人と呼ばれるまでに成長する話を描いている。日本各地を舞台にさまざまな玄人と勝負を行い、その中で繰り広げられるイカサマで相手を出し抜くシーンも見どころのひとつである。
「狂気の沙汰ほど面白い……」
天才的な思考と発想能力に常人離れした精神力と運を持つ主人公「赤木しげる」の闘牌を独特のタッチで描く作品。作者は映画にもなった「カイジ」シリーズのマンガ家「福本伸行」。人間の内に秘める感情や思考といった心理描写の表現が素晴らしく、読んでいて、確かになるほどなと考えさせられるものである。作中登場人物「浦部」との決着後、勝利にいたるまでのプロセスを説明するシーンは戦慄を覚える。
「御無礼(ごぶれい)」
バブル絶頂期の好景気に沸く日本が主な舞台にした、高レート麻雀でのさまざまな人間を描く作品。数話解決型のストーリーで主人公という概念が独自の物となっているのが特徴。主人公である「傀」のおい立ちや目的の描写が一切なく、セリフ量も圧倒的に少ない。窮地に陥る・負けるかもなどといったシーンや感情は一度もなく絶対的な強者として描かれており、現実の雀荘を見ているようなリアリティあふれる視点で読み込めるのも魅力のひとつである。
「脱いでもいいですか?」
若い世代への麻雀のブームの火付け役といっても過言ではないマンガである。殺伐とした、シリアス指向が多い麻雀マンガの中で高校の部活動を舞台にした珍しい作品。ギャンブル要素はなく、競技麻雀として全国高校生麻雀大会優勝を目標に部員同士が切磋琢磨する内容となっており、コミカルなシーンが多いのも特徴。主人公である「宮永咲」を始め、登場人物のほとんどが女子高生で構成されており、作画のタッチも萌え要素を含んだ美少女で描かれている。「麻雀って楽しいよね」のセリフとともに、常識では考えられないアガりを見せるシーンは圧巻!!
「ライジングサン!!」
実在の総理大臣「小泉純一郎」をモデルにした主人公「小泉ジュンイチロー」が日本をひいては世界を守るため、己の全てをかけて各国の首脳たちや歴史上の人物と異次元クラスの闘牌を行う麻雀マンガ。ギャグ要素が強く、麻雀を知らなくても楽しめるのが特徴。スケールの大きさ、読者の斜め上をゆく発想については群を抜いていおり、1000点F-15戦闘機(数十億円)といった高額の域を超えたレートや超人的な握力で牌の一部を削る「轟盲牌」などありえないと思いながらもわくわくして読んでしまうこと間違いなし。「神々の黄昏大戦編」での決着シーンは必見!! 連載1回分を全て見開きとした前代未聞の試みとなった「ファイナルライジングサン」は読みごたえ抜群!!
「兎が走りたがってる――」
高校生代打ち集団「ZOO」が各々の目的で麻雀を打ちながら成長していく物語を描いた作品。メンバーは動物の名前にちなんだコードネームを持っており、コードネームにちなんだ一種の特殊能力を持っている。麻雀を嗜む方なら真似したくなるようなプレイスタイルが見どころ。主人公で「武田俊」は「兎」のコードネームの元「危険牌察知能力」を駆使し代打集団「ZOO」のエースとして成長してゆく。
144 Pt.
96 Pt.
29 Pt.
121 Pt.
308 Pt.
62 Pt.
34 Pt.
293 Pt.
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