三部けいの代表作の一つ。現代の日本が舞台。時間を巻き戻す能力「再上映(リバイバル)」を持つ29歳の漫画家、悟は、母親の殺害事件をきっかけに小学5年生だった1988年にタイムリープする。母の死が、当時発生していた同級生の連続誘拐殺人事件と関係していたことから、悟はその真相究明に取り組むことになる。現在と過去を行き来しながら、悟は事件の背後にある人間関係や動機を解明していく。本作は、タイムリープをテーマにしたサスペンス・ミステリーである。本作の核となるリバイバルという特殊能力は、悟の意志とは無関係に発動し、事件や事故を防ぐまで時間のループが続く。したがって、事件や事故の原因を取り除く必要が生じる。KADOKAWA「ヤングエース」2012年7月号から2016年4月号まで連載。2013年に「このマンガがすごい!2014」オトコ編第15位、2014年に「マンガ大賞2014」第2位にランクイン。2016年にテレビアニメ化、実写映画化。2017年にはNetflix配信でドラマ化された。