主人公キョンと、非日常を待ち望むヒロイン涼宮ハルヒとの関係性の変化を軸に、彼女が設立した学校非公認同好会SOS団の日常的非日常が描かれる。ハルヒが無自覚に持つ、都合よく世界の理を書きかえる力世界改変能力を巡り物語は展開し、セカイ系の系統でありながら、SF、ミステリ、ラブコメなどの要素を併せ持った構造を持つ。エンディングで、エンディング曲「ハレ晴レユカイ」にあわせた、キャラクターのダンスは、動画サイトを中心に世界的に大ブームとなった。谷川流のライトノベル『涼宮ハルヒシリーズ』のアニメ化作品。原作第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』を中心に、短篇集である原作3、5、6巻から幾つかの短篇、原作者脚本のオリジナル短篇「サムデイ イン ザ レイン」が映像化された。放送順は、原作第一巻の内容を時系列順に挟む形で、短篇部分は時系列を無視して構成されている。2006年11月第11回アニメーション神戸作品賞テレビ部門、ラジオ関西賞(主題歌賞)、2007年第6回東京国際アニメフェア優秀作品賞テレビ部門、DVD・オブ・ザ・イヤー2006(DVDナビゲーター)優秀TVアニメ・OVA賞