久保帯人の代表作にして、2作目の連載作品。現代日本を舞台に、霊が見える高校生・黒崎一護が死神・朽木ルキアとの出会いをきっかけに死神の代行者となり、人間界と霊界の均衡を守る戦いに身を投じる物語。死神組織「護廷十三隊」との対立や、虚(ホロウ)の集団「破面(アランカル)」、虚を滅却する霊力を持つ「滅却師(クインシー)」との戦いを通じて、一護と仲間たちの戦いは次第に三つの世界を巻き込む大規模なものへと発展していく。本作は、死神たちが持つ「斬魄刀」という固有の能力を備えた刀剣を中心に戦闘描写が特徴の、剣戟バトルアクション。現世(人間界)、尸魂界(死神の世界)、虚圏(虚の世界)という三つの世界が存在し、死神は「護廷十三隊」という組織に属し、独自の階級制度と戦闘技術体系が構築されている。集英社「週刊少年ジャンプ」で2001年36・37合併号から2016年38号まで連載。2005年に第50回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。テレビアニメは第1期が2004年10月から、続編『BLEACH 千年血戦篇』が2022年10月から放送。また、劇場版アニメ4作は2006年、2007年、2008年、2010年の各12月に公開。2018年7月には実写映画が公開。その他、ゲーム化やミュージカル化などメディアミックス多数。