タイムトラベル、タイムスリップ、最近はタイムリープという言い方も多いですが、時間を遡って過去に行ったり、時間を進めて未来に行ったりという時間旅行ものはSF作品の定番。古今東西小説や映画などあらゆるジャンルで作られてきました。過去に干渉した際の「タイムパラドックス」や、その際世界の運命が分岐したことによってできる「パラレルワールド」などの専門用語も、意外なくらい馴染みがあるのではないでしょうか。
いわゆる宇宙を舞台としたSF漫画作品で、舞台に選ばれることが多いのが火星です。太陽系の中では特に、月と並んで「人類が住めそう」なところがその理由でしょうか。赤い荒野が広がる風景や、ギリシア神話では戦争の神「マーズ」の星とされているなど、火星は舞台装置として広がりを感じさせる良い雰囲気を持っています。またその一方で、20世紀人類は生命の痕跡を探して幾度も探査機を送り、「火星人」の可能性を探ってきまし...
ロングヘアを両サイドでまとめ、やや高い位置で結んだ髪型、ツインテール。今ではすっかり日常に溶け込んだ感があり、10代の女の子が現実にしているのを見かけることも多いですが、20年前は小学生くらいしかしていなかったように記憶しています。「萌え」系のキャラクターを表す記号のひとつとして、特に21世紀に入ってから定着した感があるツインテールの発展の歴史を簡単に振り返ってみましょう。
オタクと言えば、ネクラでキモくてモテない、協調性がない、コミュニケーションができないどうしようもない連中……というイメージもだいぶ変わり、今では肯定的な表現として使われることも増えてきました。こうしたオタク観の変遷は、漫画の中に登場するオタク・キャラクターにも反映されています。昔は「キモい脇役」にすぎなかったオタクたちの出世の歴史を追ってみましょう。
少林拳や太極拳などと並ぶ中国拳法のひとつ「八極拳」は、派手な動きの演武要素が少ない地味なスタイルだが、軍の訓練にも取り入れられた実戦的拳法といわれています。日本では格闘ゲームに取り入れられることが多く広く知られるようになりましたが、漫画にもその使い手はよく登場します。
変化球。実際の野球でも使い手によっては恐るべき角度で曲がる変化球ですが、漫画の世界では魔法のようなさらなる変化で相手バッターを惑わせます。ここでは、そんな魔球が特徴的な漫画を紹介しましょう。
日本の国技である大相撲、もちろん相撲をテーマにした漫画も数多くあります。ガチンコな勝負を描くものからギャグ漫画、お色気ものまで千差万別。そんな相撲漫画を紹介しましょう。
ルールが整備されたボクシングや現代的な総合格闘技などとはまた違い、やや神秘的な側面も含めて強い憧れを人々に与え続けているのが、「拳法の達人」ではないでしょうか。特に中国拳法は、寺院での修行が基本となっているものが多いため、悟りの世界に近く、漫画の中では精神的な徳の高さを兼ね備えたキャラクターが多いようです。
80年代辺りから番長ものに代わるジャンルとして急成長してきたのが不良ものです。ツッパリ、ヤンキー、チーマーなど、時代性を感じさせるファッションに身を包んだ不良学生たちの生活を描いて多くの支持を集めました。コミカルなもの、ひたすらケンカに明け暮れるもの、ラブコメ志向の強いものなどなど、いずれも良識ある大人からは眉をひそめられるような不良たちが主人公ですが、これはこれで確かに青春を描いてはいるのです。
最近はいわゆるご当地「ゆるキャラ」も、すっかりブームから定着した様子。「ゆるキャラ」がこうして広まった背景には、漫画の「マスコットキャラ」に子供の頃からみんなが親しんできていたということもあるのではないでしょうか。二頭身で大きい頭のキュートでちょっぴりユーモラスなマスコット的存在のキャラクターは、カワイイだけでなく、時に頼りになる存在、友情を結ぶ存在として、漫画の主人公である少年少女を助けてきまし...
今や野球と並ぶ国民的スポーツとなったサッカー。もちろん、サッカー漫画も古今東西さまざまな名作が! そんな中から、「サッカー好きならこれは読まないと!」な作品をいくつかチョイスしました。
高校野球、そしてその集大成でもある甲子園はある意味、日本の野球文化の頂点かもしれません。そして高校野球漫画も野球漫画の中でも最多かもしれません。そんな高校野球漫画の数々をここで紹介しましょう。
プロレスはただ強い者がゴツゴツぶつかるだけではありません。実際のプロレスでもそうですが、下手な芸人をも凌駕するお笑いも必要です。そしてそれはプロレス漫画の世界にも言えることなのです。
プロレス漫画を代表するジャンルに、実際のレスラーを描いたいわゆる実録ものがあります。今となってはファンタジーな要素も多々ありますが、そこに描かれているレスラーたちはまさに英雄でした。
武道・武術漫画の中で、空手と並ぶジャンルが柔道です。日本を代表する武道の一つでもあり、オリンピックでも注目される柔道は正統派から異端まで、様々な柔道・柔術家が登場します。そんな面々を紹介しましょう。
『SLUM DUNK 』の大ヒットで、今や野球やサッカーと並ぶ球技スポーツ漫画の代表となった感のあるバスケットボール。読者の大半は選手たちのスーパープレイに目が行きますが、ここでは監督やキャプテンといったチームを引っ張る指揮者たちにも目を向けてみましょう。彼らの指揮や指導がなければ、どんな名選手だって勝負に勝てない。集団スポーツとはそういうものなのです。
野球漫画と並ぶ球技スポーツ漫画の代表といえばサッカー漫画です。古くから高校サッカー漫画は高校野球漫画と並ぶ存在でしたがJリーグ発足後は国内リーグ、海外リーグ、そして日本代表の活躍を描くものも増えてきました。さらに見所として選手の必殺シュートだけでなく、現実のサッカーでもあり得る巧みな戦術や指揮官の采配などもしっかりと描かれるようになりました。ここではそうした優れた指揮官や、選手たちを人としても一人...
『空手バカ一代』の大ヒットで漫画界の一ジャンルとなった「空手漫画」。そこには様々な空手の拳士が主人公として登場・活躍しました。そんな空手家たちをここでは紹介していきましょう。
野球、サッカー、バスケットボールといったメジャーなスポーツ漫画以外にも、個性的な監督・指導者は多く登場します。ここではバレー、テニス、相撲やレスリングなどに登場した監督・指導者を紹介します。理論で引っ張る者、経験を伝える者、人としての魅力で引っ張る者など、その指導力は千差万別です。
プロレスの魅力と言えば、正体不明のマスクマンもその一つです。漫画から飛び出し、今では実在のレスラーになったタイガーマスクを始め、プロレス漫画には様々なマスクマンが登場しました。