『ココロに効くマンガ名言』シリーズのマンガ名言・家族編、「父親として!」を紹介しましょう。かつての家父長制もどこへやら。戦後はどんどん家庭での地位が落ちまくり、ついには給料を持ってくる人扱いされることもあるお父さんですが、それでも家庭を守るのはやはり父の役目。子供を相手に、あるときは背中で語り、またあるときは強い言葉で語り、またあるときは拳と拳で語り合う。そんな父親たちの言葉には、厳しくも子を想う...
「努力・根性・友情」といえば少年マンガの鉄板要素ですが、「努力」と「根性」はともかく、「友情」は少女マンガにとってもけっして無視できな要素です。とはいえ、物語の大部分を恋愛要素が占めるような作品の場合、女同士は「ライバル」にもなりやすく「友情」などと言っていられなくなってしまいがちです。例えば休み時間に一緒にトイレに行くような関係はともかく、女同士の友情をしっかりと描いた作品は貴重な存在といってい...
涙を流すことにはストレス解消の効果があるそうです。とはいえ、人間何らかのきっかけがなくては、スイッチを入れるように泣き出すことはできません。そんな時のために、読んでいて自然に涙がこぼれ、ささくれた気持ちを癒してくれるような作品を集めました。辛いことや悲しいことがあった時、あるいは単にくたくたに疲れてしまった時にもお勧めです。
『ココロに効くマンガ名言』シリーズのマンガ名言・友情編、「男の友情」を紹介しましょう。スポーツ漫画やバトル漫画はライバルとの戦いが物語の中心ですが、その中には仲間との友情やライバルとの心のやりとりが多く描かれ、それが読者たちの心を感動させてきました。なれ合いのような友達よりも、互いに競い合う良きライバルこそが主人公を成長させる存在でもあるのです。もちろん、苦しいときに助けてくれる仲間も成長には欠か...
『ココロに効くマンガ名言』シリーズのマンガ名言・家族編、「母親として!」を紹介しましょう。子供にとって、一番身近な母性である母親。我が身を痛めて産んだ子を想う、母の心はとても深いです。それこそ、我が身を捨ててでも……というくらいです。でも母の愛とは、ただの甘やかしではありません。子供が一人前になるためには、時として父親よりも厳しく恐ろしい存在になる。それもまた母親というものなのです。最近では、母と...
家族や兄弟の役割分担で、「兄」は何かと責任を持つことが多い立場。弟妹たちに対しては、もう一人の父親のように振舞ってしまうこともあるでしょう。漫画の中の「兄」たちも、そんな気負いを持って頑張っている人が多いようです。
そもそも漫画は「お笑い」を表現することからはじまりました。日本最古の漫画といわれる『鳥獣戯画』は擬人化された動物たちの滑稽な様子を活写したものですし、戦前の人気漫画『のらくろ』『フクちゃん』『タンク・タンクロー』などはいずれもギャグ漫画です。昭和40年代初頭に劇画が台頭し、その影響を受けたストーリー漫画群が人気になるまでは、漫画といえば「おなかを抱えて笑いましょう」といったキャッチコピーがつけられ...
『ココロに効くマンガ名言』シリーズのマンガ名言・家族編、「子として!」を紹介しましょう。子供にとって、親は自分を守ってくれるもの、いつかは越えなければいけないもの、そしてやがては自分が守らなければいけないものだったりします。それは両親がそろっていようがいまいが、たとえ血が繋がっていなくても同じです。親子であるが故に、激しく憎しみあうような関係もありますが、やはり親子愛はあった方がいいと思うのです。...
漫画に描かれた世界を読む『漫画地図帳』のイギリス編です。イギリスが一番イギリスらしかった時代といえば、多くの人が「ヴィクトリア朝」を思い浮かべるはずです。貴族と紅茶文化に、メイドや執事といった使用人たち。これらはイギリスが舞台でなくとも好んで描かれるモチーフとなりました。
中近東というと私達にはあまり馴染みがありませんが、古代や中世に目を移せば「アラビアンナイト」などに親しんだ人も多いのではないでしょうか。はるか紀元前から文明の育まれた地であり、砂漠や遺跡の冒険で漫画の題材にはこと欠きませんし、現代劇なら石油や領土問題を巡る社会派ストーリーもいけそう。そんな、中東が舞台の漫画を集めました。
悠久の時の中にある大国・インド。長い歴史があり、仏教を介して日本にも大きな文化的影響を与えています。しかし、今なお生きるカースト制度やエキゾチックなインド神話など、同じアジアではあっても異文化を感じる面だって多々あります。そんなインドを中心に、南アジアを舞台とする漫画を集めました。
古代から遊牧民によって栄え、様々な国が興っては消えていった、中央アジア。歴史的にはモンゴル、ロシア(ソ連)、中国などに侵攻されています。日本から見るとあまりなじみのない土地ですが、広い空と草原が広がるスケールの大きな舞台は、漫画にももっと登場してほしいものです。そんな、中央アジアが舞台となる漫画を集めてみました。
ヨーロッパの国々を舞台とした漫画を集めてみました。現代劇でも数多く描かれていますが、軍事を題材にする漫画では第一次世界大戦から第二次大戦あたりが人気のようです。もちろん軍事でなければならない筈もなく、多彩な文化や歴史が題材になることだってあります。舞台が架空の国、という作品も多いですが、モデルとなった国に気がねせず比較的自由に描けるのは、そんな架空の国。元ネタとなった国を想像してみるのも楽しみの一...
初恋から老いらくの恋まで、今も昔も人が最も関心を寄せてきた事柄が恋愛。漫画でも当然一大ジャンルを築き、さまざまな年齢層の人向けに素敵なシチュエーションや台詞が日々作られています。恋に悩んだとき、愛に迷った時、ちょっと現実から離れてページをめくってみるのも一興です。ただ、ストレートに恋愛の言葉を切り取ろうとすると、わりと「愛している」とか「好き」といったありがちな表現が並んでしまうもの。なので今回は...
仕事でも恋愛でも人間関係でも何でもそうですが、ここ一番という時に今までと同じことをしていてはいけません。それまで失敗が多かったのなら、なおのこと違う方法を模索するべきです。今回はそんな土壇場や瀬戸際で異なる一手を打つためのヒントを与えてくれる名言をピックアップしました。大切なのは失敗を恐れないこと!
漫画に描かれた世界を読む『漫画地図帳』のスペイン編です。ガウディの建築物やフラメンコ、闘牛等魅力の多い国ながら、漫画に描かれる機会はまだまだ少ない。14世紀カスティーリャ王国時代を描いた『アルカサル -王城-』と『サラディナーサ』はスペイン歴史漫画の定番。
アフリカで漫画の舞台というと、やはり古代文明があってロマンを感じさせてくれるエジプトが人気のようです。もっとも、アフリカの動物たちをテーマにしたストーリーでは、もともと「国」というものが意識されないので、そちらの方がよく漫画になっているかもしれませんが……。そんなアフリカが舞台の漫画を集めてみました。
日本から見ると地球のほぼ真裏になる中南米ですが、世界最大の密林・アマゾンや黄金伝説が冒険心をそそるのか、漫画の舞台にはよく取り上げられるようです。その真偽はともかく「ナチス残党の潜伏地」という説も有名で、戦いの題材にも事欠きません。そんな、中南米を舞台とした漫画を集めました。
隣国、韓国を舞台にした漫画作品は、現在のところあまり多いとは言えません。無いわけではないのですが、2000年代の韓流ドラマやK-POPの流行は、それほど漫画の世界に反映されていなかったという印象です。最近は韓国の漫画家さんも増えてきていますし、漫画の世界における韓流ブームはこれからなのかもしれません。
地図上一応隣の国のため、日本人にとって西欧諸国より親しみがあるであろう国・アメリカ。とはいえ文化・習慣などさまざまな面でハードルも高く、まだまだ近くて遠い国というのが実情かもしれません。アメリカを舞台にした漫画作品は、おおまかに分けて西部劇ものと現代劇の二種類があります。少年誌・青年誌での連載作品は西部劇、少女漫画では現代劇が多いというところでしょうか。今回はあえて少女漫画でチョイスを固めてみまし...