石川雅之の代表作。東京の某農業大学を舞台に、種麹(たねこうじ)屋の次男で、菌を肉眼で見ることができる特殊能力を持つ沢木惣右衛門直保と、幼なじみで造り酒屋の息子、結城蛍の大学生活を描いた物語。某農業大学に入学した直保は、幼なじみの蛍と共に祖父の友人である樹慶蔵教授の研究室に所属することになる。直保たちは研究室で大学院生の長谷川遥や学部生、武藤葵、美里薫、川浜拓馬と出会い、発酵蔵での活動を通じてさまざまな経験を積んでいく。本作は、ファンタジー要素を含む学園コメディ。農業大学という専門的な舞台設定と、微生物を擬人化して描く表現手法が特徴で、発酵食品や日本酒造りといった伝統的な技術と、現代の科学知識を融合させた物語が展開される。講談社「イブニング」2004年16号から2013年10号まで連載後、講談社「月刊モーニングtwo」2013年8月号から2014年3月号まで連載。2008年に第12回「手塚治虫文化賞」マンガ大賞、同年に第32回「講談社漫画賞」一般部門、2015年に第46回「星雲賞」コミック部門を受賞。テレビアニメ第1期が2007年10月から、第2期が2012年7月から放送。テレビドラマが2010年7月から放送された。