人気RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観を基に、オリジナルストーリーで制作された連載作品。原作・三条陸、作画・稲田浩司、監修・堀井雄二。モンスターが平和に暮らすデルムリン島で唯一の人間として育った少年ダイが、伝説の勇者アバンと出会い、弟子となる物語。復活した魔王ハドラーにより、アバンが倒されたことをきっかけに、ダイは仲間のポップ、マァム、ヒュンケル、レオナらと共に85日間に及ぶ魔王軍との戦いに身を投じる。戦いを通じて自身の竜の血脈の力に目覚め、魔王軍の幹部たちとの激闘を重ねながら、最終的な決戦へと向かう。本作は、仲間との絆や成長物語が大きな魅力の冒険ファンタジーである。また、「ドラゴンクエスト」シリーズの技・呪文に加え、独自の技・呪文も登場し、逆にゲーム作品に取り入れられたこともある。集英社「週刊少年ジャンプ」で1989年45号から1996年52号まで連載。1991年10月にテレビアニメ化され、2020年10月には再アニメ化された。1991年から1992年にかけて、劇場アニメ3作品が公開。ゲーム化もされており、2023年9月に発売された。