縁の下の力持ち!東京都下が舞台となった漫画特集56 Pt.

ひとくちに「23区以外の東京都下」と言っても、それぞれの街にそれぞれの特色があります。ご当地漫画には特にそれが強く現れているはず。中央線沿線に代表されるサラリーマンのベッドタウンやサブカルチャーの街から、緑豊かな伊豆諸島まで含むのが「都下」。今回はそんな「都下」を舞台にした漫画を集めてみました。

『ゲゲゲの鬼太郎』

作者・水木しげるが長年暮らし、ドラマ「ゲゲゲの女房」の舞台にもなった調布市。鬼太郎も、この調布市にある布多太神社の裏の雑木林に住んでいるという設定。

『無能の人』

作者・つげ義春が執筆当時住んでいた調布市が舞台。売れない漫画家の主人公は多摩川の川原で拾った石を売り始め、近所の古本屋や鳥屋と交流する。調布の実在の地名がしばしば登場し、背景には当時のリアルな風景が描かれている。

『ちはやふる』

主人公格の三人が出会いかるたを始めた小学生編は、東京都府中市がモデルとされている。

『失踪日記』

作者・吾妻ひでおの失踪と野外生活を描いたノンフィクション作品。行動範囲は西東京市とされ、寝泊りしていた場所として、東伏見の竹やぶや、新青梅街道の歩道橋下などが挙げられている。

『野球狂の詩』

舞台となるプロ野球球団・東京メッツの本拠地は、東京都国分寺市にあるという設定の「国分寺球場」。

『聖☆おにいさん』

世紀末を無事に乗り越えたブッダとイエスは、東京・立川でアパートをシェアし、慎ましい生活のバカンスを満喫している。「オニ公園」のような立川ならではのスポットも登場。

『河よりも長くゆるやかに』

主人公は、米軍基地の街・福生で姉と共に暮らす高校生。米兵相手のゲイバーで秘密のバイトをするなど、米軍基地との関わりが随所に描かれる。

『毎日かあさん』

作者・西原理恵子と家族の日常を描いた、武蔵野市が主な舞台となる漫画。息子が小学生だった当時、通っていた市立小学校から「学校を作品の舞台にしないでほしい」との申し出がなされ、論争を巻き起こした。

『ろくでなしBLUES』

主人公が通う帝拳高校は、武蔵野市吉祥寺にあるという設定。吉祥寺駅や井の頭公園などのリアルな風景が頻繁に登場した。

『流されて八丈島』

八丈島に移住した作者の、島での体験を綴った4コマ漫画シリーズ。島のグルメや独自の風習などを紹介している。2007年より継続中。

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