麻生周一の代表作。現代の高校を舞台に、生まれながらにテレパシー、サイコキネシス、瞬間移動、透視などあらゆる超能力を持つ男子高校生、斉木の日常を描いた物語。斉木は万能の能力者だが、ごくふつうに生きることを願っており、超能力を災難の元凶ととらえて周囲から注目を浴びないよう能力を封印し、静かに過ごすことを目標としている。しかし、斉木の願望とは裏腹に、斉木に思いを寄せる妄想癖のある美女や、超能力でも気配が読めない同級生など、個性的なクラスメイトたちとのかかわりによって、平穏な学校生活はかき乱されていく。特に文化祭をはじめとする大規模な学校行事では、恋愛関係や友人関係、さらには超能力が絡む騒動が発生し、時として地球滅亡の危機にまで発展してしまう。本作は、超能力者を主人公とする学園コメディの要素を持つギャグ漫画。圧倒的な能力を持ちながらもそれを隠してふつうに生活したいという斉木の設定が特徴で、物語は個性的なキャラクターたちとの掛け合いや、斉木の冷静なツッコミを中心とした表現手法によって描写されている。集英社「週刊少年ジャンプ」2011年22号から50号まで『超能力者斉木楠雄のΨ難』のタイトルで不定期掲載後、同誌2012年24号から2018年13号まで連載。テレビアニメ第1期が2016年7月から、第2期が2018年1月から放送。実写映画(劇場)が2017年10月に公開された。