『HELLSING』で知られる平野耕太の連載作品で、代表作の一つ。中世ヨーロッパ風の異世界を舞台に、「漂流者(ドリフターズ)」として召喚された歴史上の人物が、「廃棄物(エンズ)」と呼ばれる敵対勢力と戦いを繰り広げる物語。関ヶ原の戦いに参加していた豊久は、突然異世界に転送され、信長や与一といった歴史上の人物と出会い、エルフの村を襲撃するオルテ帝国との戦いに巻き込まれる。一方、「黒王」を頂点とする「廃棄物」の軍勢が北方から侵攻を開始しており、土方やジャンヌといった歴史上の人物も敵対勢力として登場する。「漂流者」たちは「十月機関」と呼ばれる組織の支援を受けながら、黒王率いる「廃棄物」との全面戦争に向けて準備を進める。本作は、異世界に召喚された歴史人物を描いた歴史ファンタジーである。戦国時代の武将から古代の英雄、近世の革命家まで、様々な時代の人物が一堂に会し、それぞれの思想と戦術を駆使して戦いを展開する構成となっている。少年画報社「ヤングキングアワーズ」2009年6月号から連載。2010年に「このマンガがスゴい!2011」オトコ編第7位、2012年に「マンガ大賞2012」第6位に選出。テレビアニメ化され、2016年10月から12月まで放送された。