『うしおととら』に次ぐ藤田和日郎の連載作品で代表作の一つ。200年前から現代までを舞台に、才賀財閥の跡取りの勝、中国武術の使い手の鳴海、人形遣いの女性、しろがね(エレオノール)の三人を中心に、人類とその敵である自動人形との戦いを描く。勝を守るため共に行動する三人は、やがてサーカス団に身を寄せることになるが、200年前から続く自動人形との戦いに巻き込まれ、それぞれ異なる道を歩むことになる。しかし、物語の終盤では、全ての謎と因縁が収束し、三人の運命が再び交わることになる。本作は、からくり人形を用いた戦闘を特徴とするファンタジーアクションである。壮絶なバトル漫画に加えて、複雑な人間関係や登場人物たちの運命を軸にした重厚な人間ドラマが展開される。小学館「週刊少年サンデー」1997年32号から2006年26号まで連載。テレビアニメ化され、2018年10月から2019年6月まで放送された。また、舞台劇にも展開されている。